2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大平先輩の像

椿咲く母校観一校庭に大平先輩の像とことわに 雅舟 1880年建立 香川県立観音寺第一高等学校校庭

芭蕉 旅かるた

漂泊の旅の俳人芭蕉の地域別俳句かるたを楽しめます。

3月31日誕生日の花と花言葉・歌句

3月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 運が向くこと祈りつつ年度終わる 雅舟 3月31日 【花】 アマナ(ユリ科) 【花言葉】 運が向いてくる 【短歌】一輪のアマナの花をくわえたる使者めく鳥が飛び立ちゆけり 鳥海昭子 …

芭蕉の「秋(の)風」19句

秋の風伊勢の墓原猶すごし 枝もろし緋唐紙やぶる秋の風 蜘何と音をなにと鳴秋の風 〇義朝の心に似たり秋の風 旅ねして我句を知れや秋の風 東にしあはれさひとつ秋の風 たびにあきてけふ幾日やら秋の風 身にしみて大根からし秋の風 ○あかあかと日は難なくも秋…

義経の身代り佐藤継信の墓碑

『平家物語』 ~屋島の戦い~ 讃岐 屋島の戦いにおいて、…真っ先に進んだ継信は弓手の肩から馬手の脇へと射抜かれて落馬した。 義経は継信を陣の後ろにかつぎこませ、急いで馬から飛び下り手を取って、「この世に思い置くことはないか」と尋ねた。継信は「別…

3月30日誕生日の花と花言葉・歌句

3月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 引かれずに命の果ての花大根 雅舟 3月30日 【花】 ダイコンノハナ(アブラナ科) 【花言葉】 適応力 【短歌】 雪に耐え時間を越えたる大根の素直に白い十字の花よ 鳥海昭子 収穫を…

遍路哀話

お接待、それはお遍路さんへのおもてなし。お茶菓子をあげて労を慰めてあげる無償の行為。遍路宿には無賃の場合もある。修行者の行脚というほどでない、一般庶民のごく普通に行われる民俗風習。その間には様々な世の中の哀話を知ることになる。 養母すみ儀…

万葉の花「かたかご」

もののふの八十をとめらがくみまがふ寺井の上のかたかごの花 大伴家持 ( 万葉集 巻19-4143) 本日の誕生日の花「カタカゴ=カタクリの花」 花言葉は「初恋」

3月29日誕生日の花と花言葉・歌句

3月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 初恋の花堅香子は万葉花 雅舟 3月29日 【花】 カタクリ(ユリ科) 【花言葉】 初恋 【短歌】雪解けの山の斜面を埋めて咲くカタクリの花そよぎ止まざり 鳥海昭子 雪が解けたばか…

いつ飛び去るか、ユリカモメ

12月初め渡ってきた都鳥(ユリカモメ)、もうすぐシベリアへ帰ってゆくか? 数百羽の集団で生活していたユリカモメよ、もうすぐお別れだね。 仲間とは共に住めない白鷺は流離を好む君かもしれぬ

俳人除風、門弟月下、いは

一夜庵を再興した除風の門弟に「月下・いは」夫妻 浮田勝房 宝永七年八月十八日没 三十六歳 辞世 かやうなる光のもとの月光の何かうき世の秋をたのまん 月下 うれしきや仮の姿もそのままにかへしてもとの屋に行なり いは 備中南瓜庵除風撰『番橙集』より 水…

万葉植物「ほよ」

ほよ(ヤドリギ) 撮影 観音寺市柞田川上流萩原 2014年3月27日 あしひきの山の木末のほよ取りてかざしつらくは千年寿(ほ)くとそ」 (巻18ー4136) 大伴家持 「山」は「二上山」(高岡市)と想定される。 「ほよ」はヤドリギ科の常緑低木のヤドリギ。榎、栗、桜…

3月28日誕生日の花と花言葉・歌句

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/52/Yoshino_Sakura_Tidal_Basin_DC.jpg/800px-Yoshino_Sakura_Tidal_Basin_DC.jpg 3月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花言葉大和心と言ふべけれ 雅舟 【花】…

土筆の俳句・短歌

よく見れば 土筆群生 予讃線 雅舟 真福田が袴よそふかつくづくし (松尾芭蕉) 『今昔物語』に出てくる真福田丸は小童で 仏道修行に出るとき袴を縫ってくれた。 見送りの先に立ちけりつくづくし (内藤丈草) つくづくしここらに寺の趾もあり (加賀千代女) くれ…

はせを「黄葉塚」

高尾観音堂に「はせを(芭蕉)」の黄葉(もみじ)塚がある。 たふとがる なみだや染(め)て 散(る)もみぢ はせを (仏の慈悲の有り難さに流す涙が、この寺のもみじを染めて、今は庭にはらはらと散り敷く姿を見せている) 南無庵五蕉の指導で建てられる。 香川県観…

3月27日誕生日の花と花言葉・歌句

3月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ヒヤシンス白秋の歌今もなほ 雅舟 3月27日 【花】 ヒヤシンス(ユリ科) 【花言葉】 控えめな愛 【短歌】 甘やかな香りただよう紫のヒヤシンス置く窓辺あかるし 鳥海昭子 ヒヤシ…

芭蕉の言葉 抄

旅 行脚 漂泊 夢 旅に病で夢は枯野をかけ廻る 『笈日記』 平生則辞世也 『芭蕉翁行状記』の伝えるところによれば、「平生則辞世也。何事ぞ此説にあらんや」 「此後はたゞ生前の俳諧をわすれむとのみおもふはと、かえすがえすくやみ申されし也。さばかり叟の…

宇和島と芭蕉

愛媛県宇和島には、松尾芭蕉の句碑が三基ある。 芭蕉の母(桃地氏の娘)が宇和島の出身。 藤堂高虎は宇和島七万石の大名となる。40歳にして初めて一国一城の主となる。 伊達家二代宗利築城の再現したものが現在残っている。 藤堂良忠が藤堂高虎に仕えていた…

同行二人

どうぎょうににん【同行二人】 四国巡礼の遍路などがその被る笠に書きつける語。 【弘法大師】(お大師さん)と共に【行(ぎょう)】をするという意。 芭蕉『笈の小文』の同行二人」は、弘法大師に限定されない。 「乾坤無住 同行二人」…天地の間、安住する場所…

3月26日誕生日の花と花言葉・歌句

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/48/Tulp.jpg 3月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)幼くて愛を知らざりチューリップ 雅舟 3月26日 【花】 チューリップ(ユリ科) 【花言葉】 愛の宣告 魅惑 【短歌…

「つなぎ遍路」のススメ

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41bjyS-j%2BRL._SL110_.jpg四国八十八ヵ所つなぎ遍路 (ベスト新書) 家田 荘子著 エディション: 新書 八十八ヵ所通して歩くには数十日かかる。働いている人ができる「歩き遍路」は、二泊三日くらいのつなぎ遍路である…

小品「芭蕉、琴姫問答」(その二)

創作「芭蕉、琴姫問答」(その二) 芭蕉「若い時臨済の仏頂和尚から禅を学んでいますからね。一夜庵でもそのことは触れなかった」 琴姫「宗教は表に出ない方がいいのね」 芭蕉「これはまた、この辺境の地でそんな気の利く言葉を聞くとは」 琴姫「死んでも仏に…

空海出生・修行の善通寺五岳

善通寺五岳 香色山(こうしきさん) 筆ノ山(ふでのやま) 我拝師山(がはいしやま) 中山(なかやま) 火上山(ひあげやま) 西行の『山家集』に登場するのは「筆ノ山」「我拝師山」 筆ノ山 ↑ 我拝師山 禅定↑ ↑中山

3月25日誕生日の花と花言葉・歌句

3月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 小豆島連翹の花相聞歌 雅舟 3月25日 【花】 レンギョウ(モクセイ科) 【花言葉】 達せられた希望 情け深い 【短歌】レンギョウの鮮やかに咲きいたる庭今日旅立ちの子らを見送…

義経、弓流しの遺跡

源平屋島合戦史跡 【義経の弓流し】 屋島この辺り一帯は遠浅の浜であった。今はこのように埋め立てられている。

3月24日誕生日の花と花言葉・歌句

3月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) かなわざる夢と知りつつ夢にかけ 雅舟 3月24日 【花】 ムスカリ(ユリ科) 【花言葉】 夢にかける思い 【短歌】 いつか咲く今日は咲くかと願う日に少しおくれてムスカリの花 鳥…

今日、この花を見て幸せ

早春の光の中の女神かな テッセン ディモル フォセカ モンロー サイネリア ペチュニア ヒヤシンス ボロニア ハクモクレン

万太郎のこの一句

久保田 万太郎(明治22年 ~ 昭和8年) 浅草生まれの大正から昭和にかけて活躍した小説家、劇作家、俳人。生粋の江戸っ子として伝統的な江戸言葉を駆使して下町情緒と古典落語を愛し、滅びゆく下町の人情を描いた。 俳句でも飄逸な秀作が多い。 もち古りし…

韓国女性の短歌熱意

NHK短歌に初出場 鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ 『万葉集』 巻11-2513 (柿本人麻呂歌集) 彼女の好きな歌↓

3月23日誕生日の花と花言葉・歌句

3月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 節制という忸怩たる愛語あり 雅舟 3月23日 【花】 ミツバツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 節制 【短歌】約束はときに切なくあるものよミツバツツジは三つの葉あり 鳥海昭子 枝先…