万葉植物「ほよ」

 
    ほよ(ヤドリギ)    撮影  観音寺市柞田川上流萩原   2014年3月27日                  
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      あしひきの山の木末のほよ取りてかざしつらくは千年寿(ほ)くとそ」
                         (巻18ー4136) 大伴家持  
            「山」は「二上山」(高岡市)と想定される。
 「ほよ」はヤドリギ科の常緑低木のヤドリギ。榎、栗、桜、欅などに寄生する。
    冬の間にも鮮やかな緑色を示すので、万葉の人々は強い生命力を感じた。
    『万葉集』には1首だけに登場する貴重な万葉植物。
 
ヤドリギ  Viscum album subsp. coloratum  ビャクダン目 ...
古名 「保与」は 『万葉集』を初め『源氏物語』『枕草子』などにも登場 。常緑 、小低木 、半寄生 、他の樹木の枝の上に生育 、団塊状の株を形成する。