2014-03-28 万葉植物「ほよ」 万葉歳時記 #短歌 ほよ(ヤドリギ) 撮影 観音寺市柞田川上流萩原 2014年3月27日 あしひきの山の木末のほよ取りてかざしつらくは千年寿(ほ)くとそ」 (巻18ー4136) 大伴家持 「山」は「二上山」(高岡市)と想定される。 「ほよ」はヤドリギ科の常緑低木のヤドリギ。榎、栗、桜、欅などに寄生する。 冬の間にも鮮やかな緑色を示すので、万葉の人々は強い生命力を感じた。 『万葉集』には1首だけに登場する貴重な万葉植物。 ヤドリギ Viscum album subsp. coloratum ビャクダン目 ... 古名 「保与」は 『万葉集』を初め『源氏物語』『枕草子』などにも登場 。常緑 、小低木 、半寄生 、他の樹木の枝の上に生育 、団塊状の株を形成する。