2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
我が郷土香川県俳句界の誇り、涼野海音の最新作「春の風」をアップしておきます。俳句に関心のある皆さん、この若手新人の句の新鮮さを味わってみてください。 わずか十年間にこれだけの成長があるのは、本人の日ごろのたゆまぬ努力精進によるものと拝察し…
十八歳 松田聖子に 似て非なる 結婚する前の うら若き母 私の母と叔父(すなわち、姉弟)、二人とも先生でした。生きていたら今何歳? 母(昭和42年病没、享年63歳)生きていたら、109歳(とても生きていられまい) 叔父(昭和19年戦死。享年28歳)生きていたら、96…
4月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 牡丹の風格をもて生きゆかむ 雅舟 4月30日 【花】 ボタン(ボタン科) 【花言葉】 風格 【短歌】 あるなしの風にゆれつつ白牡丹神々しくて清々しくて 鳥海昭子 かすかに風に揺…
俳祖宗鑑、俳聖芭蕉、早苗塚にて出会う複式夢幻能 芭蕉、一夜庵に泊まり、宗鑑の亡霊に会う。 複式夢幻能 謡曲「鑑蕉問答」(創作) 亡霊と対話する蕉翁、先師の老獪さにたじたじ。蕉門で先師とは芭蕉のことだが、この舞台では宗鑑が先師である。その老獪さは…
4月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 百十二歳 昭和天皇誕生日 雅舟 4月29日 【花】 コデマリ(バラ科) 【花言葉】 努力する 【短歌】心身を労して生きて逝きにける母が好きだったコデマリの花 鳥海昭子 十一人の…
もとめづか【求塚】 能の曲名。四番目物。観阿弥作か。シテは菟名日処女(菟原処女(うないおとめ))の霊。旅の僧(ワキ)が摂津の生田に赴くと,若菜摘みの若い女たち(前ジテ・ツレ)が来かかる。僧は求塚のありかを尋ねるが,女たちは知らないと答え,残雪をか…
余生なほ騒ぐ血の欲しダリヤの緋 作者不明
嫌なこと思い出す勿れ 佳き人の佳き一言が今日を支える 雅舟 君子蘭曰く「君子は、人の短を言はず、己の長も言わず」
先年発見された芭蕉の遺髪・爪のDNAを検査したところ、両者ともにA型であることが判明している。 芭蕉の墓
4月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) スイートピー柳に光あまねくて 雅舟 4月28日 【花】 スイートピー(マメ科) 【花言葉】 私を覚えてください 喜び 【短歌】 スイートピーの淡いピンクよ高齢のあなたの胸に抱か…
風羅衣碑 香川県三豊市仁尾町門前 七宝山道明寺(薬師寺)境内に寛政5年(1793年)建立 芭蕉の遺品で弟子から弟子に受け継がれていた衣が保存に耐えなくなり、 元禄7年(1694年)芭蕉死没 、その後100年を記念して、墓地の一隅に埋納した。 10月12日 芭蕉…
林檎くふて牡丹の前に死なん哉 正岡子規
4月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)恋に酔ひし島半世紀前のこと 雅舟 4月27日 【花】 フジ(マメ科) 【花言葉】 恋に酔う 懐かしい思い出 【短歌】 千年の藤の花房ながくして千年の音ひそめてゆらぐ 鳥海昭子 東…
人棲まぬ尼寺白き花にほふ 雅舟
山門の真紅の躑躅に蕩けたり 雅舟
神恵院(四国八十八ヵ所68番札所)の仁王門 禅宗東福寺派興昌寺(宗鑑の一夜庵がある)山門 上掲の墓碑によれば、小生の先祖冨田重吉は、肥後熊本から移住してきて、観音寺市の名刹神恵院・興昌寺の山門を修理したようです。
香川県三豊市高瀬町二ノ宮は茶どころ 今年も茶摘みが始まりました。 高瀬茶を詠んだ句碑2基あり 茶どころと聞かねど新茶たぐひなし 水原秋桜子 新茶佳し大水上に霧こめて 山口誓子
清盛の孫平有盛は壇ノ浦の合戦後も生き延びて、四国の山間に逃れ住んだと言われる。 香川県観音寺市大野原町有木である。 有盛橋(平家の落人平有盛にちなむ) 大野原町五郷・有木谷は、源平屋島合戦の後、平有盛が隠れ住んでいたところだと言われている。 小…
4月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)夫唱婦随→婦唱夫随の世となりぬ 雅舟 4月26日 【花】ケマンソウ・タイツリソウ(ケシ科) 【花言葉】 あなたについていく 【短歌】ケマンソウあなたとともに歩みきし金婚式の朝…
花蘇芳 けふ爛漫の潮満ち 雅舟
けふひとひ リラ明りとて すごしけり リラ明かり あなたを招く 術もなし
リラも佳し ライラックも佳し 名も実も 魅入られて けふのこの刻は 心屈す 花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき
普通の藤(紫)もさることながら 今朝は白藤の清楚さに心惹かれました。
紫草のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑにわれ恋ひめやも(万葉集 巻1ー21) 大海人皇子(後の天武天皇) 我が万葉園にも紫草が咲き出しました。
牡丹(ぼうたん)や 朝露しとど 花に葉に 躑躅にも朝露しとど花に葉に 露の世は露の世ながらさりながら 一茶 『おらが春』
4月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) リラ冷えの今朝常の日の朝に似ず 雅舟 4月25日 【花】 ライラック・リラ(モクセイ科) 【花言葉】 思い出を大切に 【短歌】忘れがたき思い出ひとつに重なりて紫ライラック庭の…
県教育委員会の冊子より
明日の第3回准看教養国語は、「四字熟語」の穴埋め演習です。 出席番号のところを板書します。分からなければ、国語辞典で調べましょう。
4月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) しずやしずしずのオダマキ今日の花 雅舟 4月23日 【花】 オダマキ(キンポウゲ科) 【花言葉】 勝利の誓い 【短歌】誓いなど持たざるもよしオダマキの意志たかだかと花のむらさ…
明日の源氏物語「こてふ」に寄せて