2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

万葉の百花21「いちし」

万葉の百花21「いちし」 ヒガンバナ 道の辺のいちしの花のいちしろく人皆知りぬ 我が恋妻は 巻11‐2480

柞田一里塚

香川県観音寺市柞田町中出(出在家) 戦後70年記念植樹予定 飛行場建設で取り除かれていた所へ、恒久平和を祈念して【命の木】を植える! d香川県に関して言えば、すでに古代から通じていた南海道に準じて伊予街道が通じていた。高松城正面の常磐橋を起点にし…

今日の花、明日の花

今日の花【ギョリュウバイ】 花言葉=蜜月 2月以降もいいことがたくさんあるように マーガレット 4月14日 誕生花 真実の愛 明日に生きるのです

万葉の百花20「山吹」

万葉の百花20「山吹」 ヤマブキ(山吹、棣棠、学名:Kerria japonica)はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一 属一種)の落葉低木。 1435: かはづ鳴く神奈備川に影見えて今か咲くらむ山吹の花 1444: 山吹の咲きたる野辺のつほすみれこの春の雨に盛りなりけり 18…

万葉の百花19「卯の花」

万葉の百花19「卯の花」 ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)はアジサイ科ウツギ属の落葉低木で、ウ ノ ハナ( 卯の花)とも呼ばれる。 時じくの玉をそぬける うの花の五月を待たば久しかるべみ 巻10-1975 うの花のさくつき月たちぬほととぎす来なき響め…

万葉の百花18かきつばた

万葉の百花18「かきつはた」 カキツバタは湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の花を付ける。 在原業平が詠んだ「から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ」 江戸時代後半にはハナショウブが非常に発展して、カキツバタはあまり注…

万葉の百花17「紅」

万葉の百花17「紅」 紅(くれない) キク科ベニバナ属の紅花(ベニバナ)のこと。「紅色」を採る。 紅を詠んだ歌 1044: 紅に深く染みにし心かも奈良の都に年の経ぬべき 1218: 黒牛の海紅にほふももしきの大宮人しあさりすらしも 1297: 紅に衣染めまく欲しけども…

万葉の百花16「桃の花」

万葉の百花16「桃の花」 天平勝宝二年三月一日の暮に、 春苑の桃李の花を 眺矚して作る二首 春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ 大伴家持 巻19 ‐4139

1月31日誕生日の35万の皆さん、おめでとうございます。

1月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) かの人とそと蜜月の旅に出む 雅舟 1月31日 【花】 ギョリュウバイ(フトモモ科) 【花言葉】 蜜月 【短歌】 あなたのため私のためにギョリュウバイ一月尽の花として咲く 鳥海昭…

万葉の百花15「月草」

万葉の百花15「月草」 ツユクサ(露草、学名: Commelina communis)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。 朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。英名…

万葉の百花14「うはぎ」

万葉の百花14「うはぎ」 「うはぎ」とは、キク科の多年草の嫁菜。田のあぜ道などで見ることができる。7月~10月にかけて淡い紫色の花をつける。 うはぎを詠んだ歌は2首。万葉の時代には、春の若芽が食用とされた。 221: 妻もあらば摘みて食げまし沙弥の…

万葉の百花13「容花」

万葉の百花13「容花」 かおばな(顔花/容花/貌花) ヒルガオ・カキツバタ・ オモダカ・ムクゲ・アサガオ・シャクヤク、または、美しい花の意など、諸説あるが未詳 。 容花(かほばな)は4首載せられている。 1630: 高円の野辺のかほ花面影に見えつつ妹は忘れ…

万葉の百花12「さね葛」

万葉の百花12「さね葛」 サネカズラ(実葛、学名: Kadsura japonica)はマツブサ科サネカズラ属の常緑蔓 性木本。美男葛ともいうが、昔つるから粘液をとって整髪料に使ったためである。 94: 玉櫛笥みむろの山のさな葛さ寝ずはつひに有りかつましじ 2296: あ…

万葉の百花11「百合」

万葉の百花11「百合」 道の辺の草深ゆりの花咲に 咲みしがからに 妻といふべしや (巻7-1257) あぶら火のひかりに見ゆるわがかづらさゆりのはなのゑまはしきかも ともし火の ひかりに見ゆる さゆりばなゆりもあはむと おもひそめてき さゆりばな ゆりもあはむ…

1月30日誕生日の35万の皆さん、おめでとうございます。

1月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)冬灯し胸に掲げる助け合い 雅舟 1月30日 【花】 カルセオラリア・キンチャクソウ(ゴマノハグサ科) 【花言葉】 助けあい 【短歌】 お守りを入れし巾着の形してカルセオラリアふ…

万葉の百花10「つらつら椿」

万葉の百花10「つらつら椿」 54 巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ思はな巨勢の春野を. 73: 我妹子を早見浜風大和なる我を松椿吹かざるなゆめ 1262: あしひきの山椿咲く八つ峰越え鹿待つ君が斎ひ妻かも 4152: 奥山の八つ峰の椿つばらかに今日は暮らさね大…

万葉の百花9「忘れ草」

万葉の百花9「忘れ草」 「忘れ草」は、萱草(ノカンゾウ、ヤブカンゾウ)。花が一日限りで終わると考えられたため、英語ではDaylily、 独語でもTaglilieと呼ばれる。実際には翌日または翌々日に閉花するものも多い。中国では萱草と呼ばれ、「金針」、「忘憂草…

万葉の百花8「浜木綿」

万葉の百花8「浜木綿」 み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも (巻4-496) ハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum)はヒガンバナ科の多年草。花の様子は、コウゾなどの樹皮を細く裂いて作った繊維から作った布と似ている。

万葉百花7「紫草」

万葉の百花7「紫草」 茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る (巻1-20・額田王) 紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも (巻1-21・大海人皇子) 「紫草」は絶滅危惧種。 奈良時代から江戸時代末期まで栽培が行われてきた。明治時代以…

万葉百花6「思ひ草」

万葉百花6「思ひ草」 道の辺の尾花が下の思ひ草今さらになど物か思はむ (巻10-2270) ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年生の寄生植物。南蛮煙管(なんばんきせる)。ススキ・ミョウガ・サトウキビなどに寄生。高さは20センチ程度。9~10月頃にピンクの…

万葉百花5「堅香子の花」

万葉百花5「堅香子の花」 カタカゴ=カタクリ ユリ科の多年草のカタクリのこととされるが、バイモ説などもある。カタクリは山野の木陰などの日陰に群生。年間の大半を地中で過ごし、雪が解けて程なくすると向かいあった2枚の葉を出し、葉の間からつぼみを1個…

1月29日誕生日の35万の皆さん、おめでとうございます。

http://livedoor.blogimg.jp/drecom_isao_o/imgs/0/d/0dfa82f9.jpg 1月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)おかねより生きる力をたくわえむ 雅舟 1月29日 【花】 ハナアナナス(パイナップル科) 【花言葉】 たくわえる…

万葉の百花4「秋の七草」

万葉の百花4「秋の七草」 秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花 (巻8-1537) 萩の花尾花葛花瞿麦の花女郎花また藤袴朝貌の花 (巻8-1538) 山上憶良

柞田一里塚跡

柞田一里塚(一里山) 伊予街道 香川県観音寺市柞田町中出

1月28日誕生日の35万の皆さん、おめでとうございます。

1月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)そのうちに実となる花のうれしけれ 雅舟 1月28日 【花】 エンドウ(マメ科) 【花言葉】 未来の喜び 【短歌】 追伸のうれしさに似てエンドウの新しい花今朝も咲きたり 鳥海昭子 …

万葉の百花3「桜」

万葉の百花3「桜」 『万葉集』に「桜」は47首詠まれており、119首の「梅」に及ばないが、 古来大和の国の「花」と言えば、中国伝来の「ウメ」よりは「サクラ」を 思い浮かべる。 1212: 足代過ぎて糸鹿の山の桜花散らずもあらなむ帰り来るまで 1425: あしひき…

1月27日誕生日の35万の皆さん、おめでとうございます。

1月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)風邪ひけば金柑煎じて呑ませくれ 雅舟 1月27日 【花】キンカン(ミカン科) 【花言葉】思い出 【短歌】思い出は不意に輝きキンカンのたわわなる木を見上げていたり 鳥海昭子 「…

万葉の百花2「梅」

万葉の百花2「梅」 『万葉集』に119首詠まれ、萩に継いで2番目に多い。巻5に「太宰帥大伴の卿の宅に宴してよめる梅の花の歌三十二首」が、漢文風の序とともに一括して収められている。これで「桜」より多くなり、「花」と言えばこの時代「梅」とするのは、い…

万葉の百花1「萩」

万葉の百花1「萩」 「萩」を詠んだ『万葉集』で一番多く142首ある。巻8 と巻10に集中している。 次に多いのが119首の「梅」の歌である。 2014: 我が待ちし秋萩咲きぬ今だにもにほひに行かな彼方人 2094: さを鹿の心相思ふ秋萩のしぐれの降るに散らくし惜しも…

1月26日誕生日の35万の皆さん、おめでとうございます。

http://echigo-park.jp/guide/flower/hepatica/img/hepatica3.jpg 1月26日 誕生日の全国35万人の皆さん おめでとうございます (拙句)雪割草三角草の内緒事 雅舟 【花】ミスミソウ(キンポウゲ科) 【花言葉】内緒 優雅 【短歌】こころよき親しみありて…