金継ぎ＝割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、 金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法。金繕いとも。 金継ぎは、通常５つのステップからなる。 日本人の「完璧なるものより欠けたるものの美学」を重んずる美意識から生まれた。

貸し夜着の袖をや霜に橋姫御 宗鑑 この俳句に関して、森安華石の松尾宗石宛はがき(昭和26年11月29日消印)には 次のように記されている。猪熊先生の句解は、古今集に「さむしろに衣かたときこよひもや我をまつらむ宇治の橋姫」とあるより出したと宇治の橋と愛…

風の碑72仏足石句 観音寺市八幡町興昌寺境内 佛足の法輪の上花楓 山口誓子 足弱の遍路佛足石を撫づ 中塚久恵

宗鑑終焉の地 【一夜庵】 宗鑑の祥月惜しむ萩黄葉 雅舟 平成28年11月30日 観音寺市八幡町 禅宗 興昌寺境内に【一夜庵】はある。

http://www.hana300.com/kataba6.jpg １１月３０日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句) 花酢奨草あなたを決して忘れない 雅舟 １１月３０日 【花】 ハナカタバミ(カタバミ科) 【花言葉】 決してあなたを忘れない 【短歌】 明日のた…

赤き実の饗宴に侍る人もなし 雅人 千両の天に向かって輝ける 万両の大地に己が頭垂る つて 冬なりの無限になってなり足らぬ 武蔵鐙累々々と実の熟す

１１月２９日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句) 花よりも黄葉美し公孫樹 雅舟 １１月２９日 【花】 イチョウ(イチョウ科) 【花言葉】 長寿 【短歌】 早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ 鳥海昭子 養護施設の早…

『万葉集』中の「もみち」では、「紅葉」よりは「黄葉」が多い。 関東の「紅葉」、関西の「黄葉」か？ 2204 秋風の日に異に吹けば露を重み萩の下葉は色づきにけり 2205 秋萩の下葉もみちぬあらたまの月の経ぬれば風をいたみかも 2206 まそ鏡南淵山は今日もか…

カエデ科カエデ属の落葉高木の楓(かえで)は、万葉の頃には「かへるで」と呼ばれてた。「かへるで」は葉の形が「かへる(蛙)」に似ていたことで名づけられた。 我が宿にもみつ蝦手見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし(巻8-1623) 子持山若かへるでのもみつま…

笠ヶ岳 岐阜県高山市にある飛騨山脈の標高2,898 mの山である。 中部山岳国立公園内にあり、日本百名山及び新・花の百名山に選定されている。

香川県観音寺市大野原町萩原 高尾観音の芭蕉句碑 〈黄葉塚〉 たうとかる 涙や染て 散るもみぢ はせ越(芭蕉) (尊) ＊他所で詠んだ句をあたかも其処で詠んだもののように句碑に刻むのは、一般に行われていて、此処もその例外ではない。ただ、いかにもその雰囲…

レタス萵苣大量栽培する農家大野原なる風景

大木のクス、その生きた幹に彫り込んだお地蔵さん… 観音寺市大野原町辻

お馴染 オーシャンブルー ところが、…… 空家越え電柱先まで登りけり

１１月２８日誕生日の全国３５万人の皆さん(遅ればせながら)おめでとうございます （拙句) 無一者吉祥草に祝はるる 雅舟 １１月２８日 【花】 キチジョウソウ(ユリ科) 【花言葉】 祝福 【短歌】 草深く花はかくれて咲きいたりキチジョウソウの薄いむらさき …

何の花 何の葉なのと 問うよりも 映える黄色に 溺れてゐたい

昔々防火訓練せしごとく今時バケツリレーする所あるや？

こな雪（粉雪） さらさらとした粉末状で、乾燥した雪。寒冷な地域に多い。 たま雪（玉雪） 球形をした雪。雪のシーズンの初めや終わりの時期、また雪 雲のでき始めている先端部分などで見られる。 はい雪（灰雪） 空中をすらっと降りてくるのではなく、灰の…

観音寺市につながる古今の俳人20人 ① 山崎宗鑑(寛正六年～天文二二年) 俳諧の祖、一夜庵は終焉の地興昌寺 かし夜着の袖をや霜に橋姫御 最古の俳句(本歌取り) ② 松尾芭蕉(正保元年～元禄七年) 早苗とる手もとやむかし志のぶ摺 奥の細道旅の途次発句を早苗塚に…

北前船が立ち寄った津軽 深浦 太宰治の「津軽 五 西海岸」より 「… 駅からまつすぐに一本路をとほつて、町のはづれに、円覚寺の仁王門がある。この寺の薬師堂は、国宝に指定せられてゐるといふ。私は、それにおまゐりして、もうこれで、この深浦から引上げよ…

温かい君の心と手のひらと 雅子 焼き芋を食べ比べする贅沢さ 雅人

http://www.plantsindex.com/plantsindex/jpg/hb57130_et.jpg １１月２７日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句) 黒潮や変わらぬ愛のアゼトウナ 雅舟 １１月２７日 【花】 アゼトウナ(キク科) 【花言葉】 変わらぬ愛 【短歌】アゼト…

越冬はできぬはずなるバッタ居りて捕らえて慰めやりにけり

三兄弟戦死して後70年供華を続けるこんな墓あり

潜っては魚を摂らねば生きられぬ鳥の定めを持っているらし 雅人

琴弾や紅葉の女王楓かな 雅人

ユリカモメ 人に懐いて 近づいて パン屑などを くわえてくれる 雅人 ユリカモメに餌づけするのをつくづくと立ち止まり魅入る女ありけり

空地にもある秋天の花実かな 古義軒

晩秋の路傍彩るひそやかさ 雅子

蘇州より倉敷ゆかし舟遊び 雅舟