2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

西川徹郎論集成『修羅と永遠』

1200頁の大冊に驚嘆。 『修羅と永遠』 西川徹郎論集成 西川徹郎作家生活五十年記念論叢 (西川徹郎文學館叢書) 著者 西川 徹郎 (代表著) 実存俳句の提唱者である西川徹郎の人と文学、作品や論文、著作等について、日本文壇・詩歌俳壇・思想・哲学各界の第…

3月31日誕生日の花と花言葉・歌句

3月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 運が向くこと祈りつつ年度終わる 雅舟 3月31日 【花】 アマナ(ユリ科) 【花言葉】 運が向いてくる 【短歌】一輪のアマナの花をくわえたる使者めく鳥が飛び立ちゆけり 鳥海昭子 …

世界とたたかった高橋和巳

1ヵ月前2月28日河出書房新社発行の『高橋和巳』 〈大いなる過渡期の論理〉三島由紀夫とのビッグ対談などは旧版のままだ。 和巳ちゃんの本籍は私と同じく香川県三豊郡柞田村である。現在は観音寺市柞田町。甲1257番地は当時を偲ぶものは全くない。観音寺海軍…

本日発行『昭和天皇実録集』第11巻

宮内庁 本日平成29年3月30日発行 『昭和天皇実録』第11 自昭和25年 至昭和29年 3月16日(木) …終って三豊郡に入られる。臨時に塩田に設けられた詫間町奉迎所(松崎二号塩田)、また笠田村奉迎所の笠田小学校において、それぞれ郡内町村民等の奉迎を受けられた後…

3月30日誕生日の花と花言葉・歌句

3月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 引かれずに命の果ての花大根 雅舟 3月30日 【花】 ダイコンノハナ(アブラナ科) 【花言葉】 適応力 【短歌】 雪に耐え時間を越えたる大根の素直に白い十字の花よ 鳥海昭子 収穫を…

3月29日誕生日の花と花言葉・歌句

3月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 初恋の花堅香子は万葉花 雅舟 【花】 カタクリ(ユリ科) 【花言葉】 初恋 【短歌】 雪解けの山の斜面を埋めて咲くカタクリの花そよぎ止まざり 鳥海昭子 雪が解けたばかりの日当た…

カメラのない生活

映像に頼らない生活 すぐカメラに収めないと気がすまない悪癖。カメラが故障すると、こたえる。修理にやって直って来るまでに2週間かかる。それが待てないで新品を買った。大事に使えばいいのに、懲りもせず丁寧に扱わず、再びレンズエラーになって写せなく…

奥の細道での拾いもの

芭蕉は「奥の細道」の旅で、松島から平泉へ向かうつもりであったのに、石巻湊にそれて、そのおかげで思いがけず大伴家持が詠んだ金華山に出くわす。 「終(つひ)に道ふみたかへて石の巻といふ湊に出ㇲこかね花咲(く)とよみて奉りたる金花山海上に見渡ㇱ数百…

保存木大楠

香川県指定保存木「白山神社のクス」 観音寺市殿町白山神社(瘡神社)境内 この近くにはかつて三豊高等女学校があった。

3月28日誕生日の花と花言葉・歌句

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/52/Yoshino_Sakura_Tidal_Basin_DC.jpg/800px-Yoshino_Sakura_Tidal_Basin_DC.jpg 3月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花言葉大和心と言ふべけれ 雅舟 【花】…

明日から『おくの細道』を読む

『奥の細道』の講読 初回「冒頭文」 元禄2年、芭蕉は、乞食行脚の姿で奥羽へ決死の旅に出る覚悟を決める。 「故人も多く旅に死せるあり」の念頭には次の詩人・歌人がいたであろう。 一 漂泊の思ひ 月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆ…

サンシュユとハクモクレン

ひとときの晴間を逃さず花時を撮るうれしさよ生きてあれば 雅子 山茱萸と白木蓮の競ひ咲く今日のひとひはわたくしのもの 雅人 一人居の窓辺に春の鳥来たる 古義軒

沓音天神

「沓音天神」の由来 香川県観音寺市 菅原道真をお祭りする「天神さん」は全国にわたり、12000社余りある。そのほとんどは学問の神様として祀られている。元来、道真にまつわる怨霊封じに始まり、天の神・天神となり、農耕神としての信仰にもなってきた。 我…

一山二霊場遍路

68番69番の札所が同一敷地に お遍路の一山二霊場有り難し 雅人

早苗塚

早苗とる手もとやむかししのぶ摺 はせを 芭蕉「おくの細道」途次の句 直筆を句碑に

赤い椿白い椿と

赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐 碧梧桐初期の代表作。教科書にも出てくる。が、厄介な句だ。碧梧桐の師匠だった正岡子規は、この句の椿を既に根元に落ちている状態だと見た。しかし、そうではなくて、映画のスローモーションのように、二つの椿が落ち…

花の命は短くて

その昔(かみ)の花咲か爺さん今はなし鳥追う声はいつも「TOーTOー」 梅桃櫻花は咲けどもそのかみの翁も媼もここに居ず

今芭蕉桜句

平成の芭蕉になって櫻かな 雅舟

散る花の宿命シンボライズ

散る花の宿命 モクレンはシンボル也

万葉恋歌絵

万葉恋歌 巻1・2から5首 勝手に書いてみました。

3月27日誕生日の花と花言葉・歌句

3月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ヒヤシンス白秋の歌今もなほ 雅舟 【花】 ヒヤシンス(ユリ科) 【花言葉】 控えめな愛 【短歌】 甘やかな香りただよう紫のヒヤシンス置く窓辺あかるし 鳥海昭子 ヒヤシンスを置い…

芭蕉「旅に病んで…」

旅に病で夢は枯野をかけ廻る 芭蕉は、元禄7年9月29日夜から下痢を発病し、病床につく。10月5日、之道亭から南久太郎町御堂前の花屋仁右衛門宅離れ座敷に移った。10月8日深更、呑舟に墨をすらせ、この句をしたためた。 「ただ壁をへだてて命運を祈る声の耳に…

菜の花や月は東に日は西に

菜の花や月は東に日は西に 蕪村 安永3 年(1774年)、蕪村が、六甲山地の摩耶山を訪れたときの句。 最近は昔ながらの菜の花畑を見かけにくくなった。それに代わるように野生のカラシナが河原・荒地などに今よく見かけられるようになった。

讃岐野芭蕉幻想

生きるのに懸命 鴨の顔漬け

誰も助けてくれません、一生自活の野鳥。 暗くなるまでに必死で餌さを捜しておかねばなりませぬ

素朴な疑問「人はなぜいつまでも戦争を止めないのか」

ヒトはなぜ戦争をするのか? ●アインシュタインとフロイトの往復書簡 ... ヒトはなぜ戦争をするのか...戦争とは別のはけ口を見つけてやればよいと言い、エロス(愛)と破壊衝動をキーワードに問題解決に挑む。 .... ただし、彼らを取り巻いていた当時の時代状…

春の季語「鞦韆」

鞦韆は漕ぐべし 愛は【 】べし 三橋鷹女 ●空所補充の問題 ①許す ②奪う ③焦がす ④ゆれる ◎正解は ②奪う *「惜しみなく愛は奪う」有島武郎 ★別見もありうるが…

3月26日誕生日の花と花言葉・歌句

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/48/Tulp.jpg 3月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)幼くて愛を知らざりチューリップ 雅舟 【花】 チューリップ(ユリ科) 【花言葉】 愛の宣告 魅惑 【短歌】 合掌のか…

髪多ければ春愁の深きかな

春怨・春恨・春愁…春は陽気を誘うようであって、かえってアンニュイに陥る。 秋思が男性の憂えとして、春愁は女性的かもしれない。竹久夢二の女人のように…

万葉の花「はねず」の歌

幼き日より半世紀しかはあれど庭梅そのまま今年また咲く