2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

干拓の夏10句

山田川根城に鷺の親子かな 数珠草を揺らし電車は疾駆せり 雅舟

万葉時代もウナギは夏痩せに⋯⋯

鰻(うなぎ)は、万葉時代には「むなぎ」と呼ばれていて、現在のように夏痩せにいいと言われていた。 痩人を嗤笑ふ歌 二首 大伴家持が形飢饉に似た吉田連老(字、石麻呂)を 巻16-3853 石麻呂に我れ物申す夏痩せによしといふものぞ鰻捕り食せ 〃 3854 痩す痩す…

只今交尾中

七年間待った甲斐あり 悦楽のこの時のため 声振り絞り 間一髪 あぶれた蝉は茫然と 次の相手を探すに如かず

芭蕉花庭5句

:ゲーテの言葉

● If you’ve never eaten while crying you don’t know what life tastes like. Johann Wolfgang von Goethe (ゲーテ) 涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない。

7月31日花と花言葉・歌句

7月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)仙翁花転機となるべき人に会う 雅舟 7月31日 【花】 フシグロセンノウ(ナデシコ科) 【花言葉】 転機 【短歌】 うすぐらい林道は登り道にしてフシグロセンノウきっぱり赤し 鳥…

万葉時代の魚

鯛・鵜・鮎 醤酢 (ひしほす ) に 蒜 (ひる ) 搗き 合 (か ) てて{【鯛】願ふ我にな見せそ 水葱 (なぎ ) の 羹 ( 巻16ー 3820) 大伴家持の歌 861 松浦川川の瀬早み紅の裳の裾濡れて鮎か釣るらむ 863 松浦川玉島の浦に若鮎釣る妹らを見らむ人の羨しさ

夏水仙3句

神田九十九俳句文庫(その2)

神田九十九俳句文庫(その2) (観音寺私立剣持文庫内) 郷土観音寺市に寄贈された、新興俳句俳人・神田九十九蔵書「俳句文庫」追加約200冊 神田九十九俳句文庫 (観音寺私立剣持文庫内) 貸し出しいたしますので、希望される方は⋯⋯(0875)25ー1016へ連絡くだい…

7月30日花と花言葉・歌句

(小豆島、千鳥ヶ浜に咲く南国の花ハマボウ) 7月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)黄槿(ハマボウ)よあなたの胸に永久に咲け 雅舟 7月30日 【花】 ハマボウ(アオイ科) 【花言葉】 楽しい思い出 【短歌】少しずつ…

我が家の墓碑

しなやかに夏を生きて

梨の実も花も異常な季なれど 麦わらトンボ恐れもなくて目の前へ しなやかに生きて八十路合歓の花 雅舟

芭蕉焦がれる日々

我が友海猫集団

一千の海猫沖へ消え去りぬ 雅舟 ※「夾竹桃」と書くのが正しい。

万葉集の「海の暮らし」の歌

海の暮らしを感じさせる『万葉集』の歌 0874: 海原の沖行く船を帰れとか領巾振らしけむ松浦佐用姫 0954: 朝は海辺にあさりし夕されば大和へ越ゆる雁し羨し 1145: 妹がため【貝を拾ふ】と茅渟の海に濡れにし袖は干せど乾かず 1157: 時つ風吹かまく知らず吾児…

今朝5句

晴れやらぬ夏朝こころも晴れやらず 雅舟

7月29日花と花言葉・歌句

7月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 稚児車ですよと念入れちんぐるま 雅舟 7月29日 【花】 チングルマ(バラ科) 【花言葉】 可憐 【短歌】チングルマほおけて風にゆれていき父がめんごい花だと言いき 鳥海昭子 白…

宇治茶

宇 治 茶 霧⋯⋯うま味 ほうじ茶(焙じ茶とも) 日本の緑茶の一種であり、茶葉を焙(ほう)じて飲用に供するもの一般を指す。 一般に、煎茶や番茶、茎茶を炒った(焙じた)もの、すなわち焙煎したもの。

渚、砂のかなしさ

啄木に砂の歌あり

青稲田雅舟5句

渚、友との語らい

有明の渚に少女二人いて何かしているを遠くより見る 澄人 少女二人ある夏の日の渚かな 雅舟

7月28日花と花言葉・歌句

7月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)馬面(づら)に似る駒草の嶺に咲く 雅舟 7月28日 【花】 コマクサ(ケシ科) 【花言葉】 高嶺の花 【短歌】 峰近く駒草は咲きいたりけり小さな風に素直にゆれて 鳥海昭子 高山植…

夏午後4句

観音寺お遍路6句

夏遍路袖触れ合うも他生の縁 雅舟

ようやく昼顔に遇う

財田川何げなくゆく道端に昼顔の群れ見つけて嬉し

今朝の夏三句

まんまるな甜瓜あり うれしかり

7月27日花と花言葉・歌句

7月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 無邪気より可憐がいいな松葉牡丹 雅舟 7月27日 【花】 マツバボタン(スベリヒユ科) 【花言葉】 無邪気 可憐 【短歌】陽に焦げる土を這いつつ赤黄白マツバボタンは無邪気に咲く…

万葉集に詠まれた魚

万葉集に詠まれている 魚扁の動物 ①あゆ 鮎(年魚)あゆ 川の瀬に鮎子さ走り島つ鳥 鵜養 伴な⋯(巻19ー4156) 毎年に鮎し走らば辟田川鵜八つ潜けて川瀬尋ねむ (巻19ー4158) ②いさな 鯨くじら 川行き渡り 鯨魚 取り海道に出でて (巻 13ー 3335) 鯨魚取り…

日本一伊吹いりこ

香川県観音寺市伊吹島漁港 生きたまま湯釜に入れるから口を開けているのです。 香川県西部伊吹島いりこは日本一

稲作花穂三句