10月1日花と花言葉・歌句

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       10月1日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます 
       
                  (拙句)野の風に身を任せ生き松虫草  雅舟  

  【花】マツムシソウマツムシソウ科)   【花言葉】風情 健気

  【短歌】むらさきのマツムシソウは高原の靄に滲んで朝を待ちいる   鳥海昭子 
             
           秋の高原に美しくかれんな花を咲かせるマツムシソウ。その
           淡い紫が朝方立ちこめたもやの中ににじんで、水彩画のよう
           に静かでした。   
              
  【季語】 松虫草

  【俳句】 摘まずおく松虫草は野の花よ     稲畑 汀子

        惜しみなく風は野にあり松虫草    福田 和子

          松虫草風に紛るる夕べ来し      村井田貞子

  【三行詩】行脚僧の持つ鐘が「松虫」

        それに似た実を持つ秋草

        濃い紫の花が高嶺松虫草 

  【万葉歌】 我がやどの草の上白く置く露の身も惜しからず妹に逢はざれば
                                      (巻4ー785)

  【10月1日誕生の有名人】
        川口松太郎〈1899〉 服部良一〈1907〉 椎名麟三〈1911〉
        乙羽信子〈1924〉 うつみ宮土里〈1943〉 浜田光夫(1943)
                  田代美代子(1943)   柏原芳恵〈1944〉   田中直人(1964)

       ~今日も佳き日でありますように~  

9月30日花と花言葉・歌句

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       9月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます。 
       
                (拙句)五指開けば風になるとふ沢桔梗   雅舟   

  【花】 サワギキョウ(キキョウ科)   【花言葉】 高貴

  【短歌】 不注意の沼というありサワギキョウ誰にも知られず咲きいたりけり  
                                      鳥海昭子 
             
         「ふのがり」とは山形県庄内地方のことばで「不注意」のこと。
         慎重さに欠ける自分に重ね合わせて名付けた小さな沼です。
         その沼も咲いているサワギキョウも知る人はいないでしょう。
              
  【季語】 沢桔梗

  【俳句】 沢桔梗五指を開いて風になる      水野 幸子

        沼の辺の踏み場なかりし沢桔梗    小路 紫峡

        ひとところ水まつすぐに沢桔梗       高橋 悦男

  【三行詩】水葱(なぎ)に似た小葱(こなぎ)

        沢桔梗はそれと少し違う

        もちろん桔梗とは大違い

  【9月30日誕生の有名人】 
        天野貞祐(1884) 並木路子(1921) 星野哲郎(1925)
        石原慎太郎五木寛之(1932) この二作家同年月日誕生
             依田郁子(1938)   斎藤こずゑ(1967)   武藤令子(1967)

  【万葉歌】 こひまろび恋は死ぬともいちしろく色にはいでじ朝顔の花
                    (巻10ー2274) 万葉花「朝顔」=桔梗
  
          ~今日も佳き日でありますように~