2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「水車」(徒然草51段)

『徒然草』 51段 亀山殿の御池に、大井川の水をまかせられんとて、大井の土民におほせて、水車をつくらせられけり。多くの銭を給ひて、数日に営み出だしてかけたりけるに、大方めぐらざりければ、とかくなほしけれども、終にまはらで、いたづらに立てりけり…

五郷水車は健在です。

五郷里づくりの会が共同制作。故里の原風景復活となっています。

「八紘一宇」この石碑、どう思いますか?

八紘一宇(はっこういちう)とは、『日本書紀』巻第三神武天皇の条に書かれた「掩八紘而爲宇」の文言を戦前の大正期に日蓮主義者の田中智學が国体研究に際して使用し、縮約した語。八紘為宇(はっこういう)ともいう。大意は「天地四方八方の果てにいたるま…

井関池

観音寺市大野原町五郷井関池 井関池に来たれば必ず知事さんの「豊水万里」を真っ先に見る

春は花

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり 『傘松道詠集』 道元

2月28日誕生日の花と花言葉・歌句

2月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)身の潔白より無意識にただ無邪気 雅舟 【花】フリージア(アヤメ科) 【花言葉】無邪気 潔白 【短歌】真黄色のフリージア抱え帰宅せし少年の如きありし日の夫 鳥海昭子 夫が黄色な…

青少年義勇軍(香川県)

香川県送出満蒙開拓青少年義勇軍渡満中隊 昭和十六年からの国策で全国に募集、毎年青少年を義勇軍として満洲に送出。 第一次 第二次 他県との混成中隊であった。第三次から香川県単独中隊となる。 団名 訓練所 中隊名 渡満年月 渡満人員 入植地名 第三次 大…

滿洲の父からの手紙

五族協和、満洲開拓は聖業なりという旗印のもとに大陸に第二の故郷建設… 勇ましい満蒙開拓義勇軍、誤まれる国策によって大陸を侵略することになる。 騙した国が悪いのか、騙された国民が愚かであったのか。父勇からの手紙… あの忌まわしい時代の戦時文献をこ…

疎開先の和巳少年

戦時中疎開してきた高橋和巳少年。香川県西讃の地で体験した その一つに豊浜の砂浜で魚貝類を採った

母の母なる渚に立ちて

瀬戸内 燧灘 ここは自然海岸 砂浜は昔のまま 他所から砂を採ってきたり 埋め立てたりしていない浜辺 遠浅の砂浜が続く 豊かな豊浜 和やかな和田浜 母の母なる人 祖母 祖母がはまぐりを採っていた浜 遠い遠い 昔の話 二人の子をこの海の向こうで 戦死させた過…

天に星・地に花・人に愛

今は春・いつも春・私は青春

軍用飛行場の残影

特攻隊養成飛行場境界の軍川が今も淀んで水流れ難し

春風のような人

偶然を必然とする人生の出会いの不思議さ

一木に紅白椿鳥の声

一木に紅白椿鳥の声 雅舟

財田川河口近辺

忠孝ではなく忠敬が正しい。

高橋和巳本籍地・移転先

観音寺市柞田町甲1257(ここには跡形なし) 観音寺町の薬師湯は祖父佐治郎が始めた銭湯であった。

カモ・カモメ同居

鴨鷗同居している不思議さよ何か異変があったか知れず

2月27日誕生日の花と花言葉・歌句

2月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)青春の喜び 堅実 アンビバレンス 雅舟 2月27日 【花】クロッカス(アヤメ科) 【花言葉】青春の喜び 堅実 【短歌】胎内の記憶のようなやすらぎの陽光浴びてクロッカス咲けり 鳥…

虚実皮膜論(フェイクニュースもほどほどに)

虚実皮膜論 近松門左衛門の演劇論 芸術における【真実】は、虚構(=フィクション)と事実との間の微妙なところにあるという。写実だけではなく、虚構があることによって芸の真実みが増す。 近松の友人の穂積以貫の『難波土産』に近松の言葉として紹介されて…

川柳「野菜野草共存させて世は平和」

野菜も野草もいのちあるもの也

自然の脅威

校庭のクロガネモチは年月経て幹に掛けたる名札が巻かれ 「クロガネモチ」名札が樹勢でこのように巻き込まれつつある自然の脅威

一村一中学校だった。

合併を繰り返しなす小中高 功罪半ば教育行政

柞田(くにた)の【柞】の謂われ

くぬぎ(柞木)+田(た)=柞田(くにた) とみるのが一般に納得する説 なお、大野原八幡神社境内には、香川県指定保存木「クヌギ」がある。 本来、この木「クヌギ」は柞田地区に永久保存すべきものである。 異説↓ 柞田小学校西裏庭にそっと植えられている。 「柞…

母校柞小文学紙碑

なにげなく母校の庭に忍び込み春の花菜に和みし私 椿のみ迎えてくれし母校かな 雅舟

真間の手児奈

真間の手児奈 手児奈(てこな)とは、下総国勝鹿(葛飾)の真間(現在の千葉県市川市)に奈良時代以前に住んでいたとされる女性の名前。「手古奈」、「手児名」などとも表記する。 一説によると、手児奈は舒明天皇の時代の国造の娘で、近隣の国へ嫁いだが、…

2月26日誕生日の花と花言葉・歌句

2月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ででっぽの花咲き出でて鳩の声 雅舟 2月26日 【花】 アズマイチゲ(キンポウゲ科) 【花言葉】 温和 【短歌】 枯草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く 鳥海昭子 枯…

梅が香やしらゝおちくぼ京太郎

梅が香やしらゝ落窪京太郎 芭蕉 元禄4年春の作。 『韻塞』『泊舩集』所収 梅の香が匂う頃ともなると、(あるいは、新春の読初めとして) ①古典の登場人物が懐かしく偲ばれてくる。 ②古典を読み耽る娘(乙女)の姿が思い出されてくる。 どちらの解釈もありうる。 …

枝垂れ梅6句

枝垂梅枝を荒しと思ひけり 田中藤穂 水瓶座 しだれ梅移植の傷み見せまじく 稲畑汀子 ホトトギス 武蔵野の景観此処に枝垂梅 稲畑廣太郎 ホトトギス 礼交すさま紅白のしだれ梅 鷹羽狩行 狩 枝垂梅にもやうやくに日の届く 稲畑汀子 ホトトギス 出百姓を禁じし…

眼前のものを愛で、些事を愛する人生

目の前にあるものだけを愛でる人生 人生の些事を愛さなければ

万葉、梅の歌10首

今のごと心を常に思へらばまづ咲く花の地に落ちめやも 1653 酒杯に梅の花浮かべ思ふどち飲みての後は散りぬともよし 1656 梅の花散らすあらしの音のみに聞きし我妹を見らくしよしも 1660 久方の月夜を清み梅の花心開けて我が思へる君 1661 梅の花咲ける岡辺…