2017-03-27から1日間の記事一覧

明日から『おくの細道』を読む

『奥の細道』の講読 初回「冒頭文」 元禄2年、芭蕉は、乞食行脚の姿で奥羽へ決死の旅に出る覚悟を決める。 「故人も多く旅に死せるあり」の念頭には次の詩人・歌人がいたであろう。 一 漂泊の思ひ 月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆ…

サンシュユとハクモクレン

ひとときの晴間を逃さず花時を撮るうれしさよ生きてあれば 雅子 山茱萸と白木蓮の競ひ咲く今日のひとひはわたくしのもの 雅人 一人居の窓辺に春の鳥来たる 古義軒

沓音天神

「沓音天神」の由来 香川県観音寺市 菅原道真をお祭りする「天神さん」は全国にわたり、12000社余りある。そのほとんどは学問の神様として祀られている。元来、道真にまつわる怨霊封じに始まり、天の神・天神となり、農耕神としての信仰にもなってきた。 我…

一山二霊場遍路

68番69番の札所が同一敷地に お遍路の一山二霊場有り難し 雅人

早苗塚

早苗とる手もとやむかししのぶ摺 はせを 芭蕉「おくの細道」途次の句 直筆を句碑に

赤い椿白い椿と

赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐 碧梧桐初期の代表作。教科書にも出てくる。が、厄介な句だ。碧梧桐の師匠だった正岡子規は、この句の椿を既に根元に落ちている状態だと見た。しかし、そうではなくて、映画のスローモーションのように、二つの椿が落ち…

花の命は短くて

その昔(かみ)の花咲か爺さん今はなし鳥追う声はいつも「TOーTOー」 梅桃櫻花は咲けどもそのかみの翁も媼もここに居ず

今芭蕉桜句

平成の芭蕉になって櫻かな 雅舟

散る花の宿命シンボライズ

散る花の宿命 モクレンはシンボル也

万葉恋歌絵

万葉恋歌 巻1・2から5首 勝手に書いてみました。

3月27日誕生日の花と花言葉・歌句

3月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ヒヤシンス白秋の歌今もなほ 雅舟 【花】 ヒヤシンス(ユリ科) 【花言葉】 控えめな愛 【短歌】 甘やかな香りただよう紫のヒヤシンス置く窓辺あかるし 鳥海昭子 ヒヤシンスを置い…