回想記
津田梅子 渡米 アメリカではジョージタウンで日本弁務館書記で画家のチャールズ・ランマン (英語版)夫妻の家に預けられる。5月には森有礼の斡旋で、留学生はワシントン市内に住まわされるが10月には2名が帰国した。残った3人が梅子、山川捨松(のちの大山…
ヒロシマもフクシマもつらいけれども永久に遺そう 東北震災のシンボルよ永遠なれ
昭和32年頃、広島大学教育学部で倫理学の森瀧市郎先生の講義を受けた。 原爆実験反対等で座込みをなさることがよくあった。 教養部の物理学の岡崎先生は「座込みをされても、アメリカは実験をするのであります」 その行動を批判するような発言に聞こえてき…
回り灯篭 枠を二重にし,回転するようにした灯籠。さまざまな物の形を切り抜いて内枠に取り付け,ろうそくの熱による上昇気流で内枠が回転すると影が外枠の紙や布に回りながら映る。舞い灯籠。走馬灯。影灯籠。 周り灯篭の作り方
2016 年6月1日 恒誠君、善正寺住職・檀家の方々と京・近江へ
芭蕉翁最も愛した近江の国この静かなる日本の景
待てど暮らせど来ぬ人の 宵待ち草のやるせなさ 今宵も月は出ぬそうな あれから半世紀 あなたを待った歳月の 長いようで短かったことでしょう
其子等に捕へられむと母が魂(たま)螢と成りて夜を来たるらし 窪田空穂 幼い子どもたちを遺して若くして死んでいった妻は、どんなに心残りであったことだろう。あれから何年経ったのか。ふと見ると蛍が飛んできている。子どもたちが取ろうとしているのであっ…
説明は文学ではありません。おのがじしの花咲かすのみ 昨日最悪の人に遇ったの忘れました 女人は花。
もちろん、【さとうきび畑】の作詞・作曲者寺島尚彦さんからの礼状…18年前
風薫る青春の日に 羨ましいね。こんな日もありました? 君もコクリコ 我もコクリコ
にがにがしいつまであらし蕗のたう 宗鑑 童心に返る風景最近は見られなくなり これは特別 寺裏の景
悦子さまへ あなたのお父さんは満鉄に働いていたのですから、エリート。私の父のように開拓団で苦労したのとは、大違い。知らない父のことを調べて書いたら、満鉄帰りの知人から馬鹿にされたことを思い出す。我が家は小作農民。満洲に行けば広大な土地が得ら…
花は咲く♪花は咲く♪ 本日只今、熊本遺族追悼式富永真由美さんの追悼の言葉に感動! 静かに落ち着いて沈潜する言葉づかいに心の深さを感じて涙溢る。
4月6日(木曜) 未明 「深夜便」明日への言葉に登場 「ロング・グッドバイ、ダディ!」 中島京子(直木賞作家) 『長いお別れ』は、認知症の父を10年間介護し、86歳で看取った経験を綴った小説。 中島さんと同じく、介護にあたる人々や医療関係者などの感動…
宮内庁 本日平成29年3月30日発行 『昭和天皇実録』第11 自昭和25年 至昭和29年 3月16日(木) …終って三豊郡に入られる。臨時に塩田に設けられた詫間町奉迎所(松崎二号塩田)、また笠田村奉迎所の笠田小学校において、それぞれ郡内町村民等の奉迎を受けられた後…
南方 熊楠(みなかた くまぐす) 1867年5月18日(慶応3年)4月15日~1941年(昭和16年)12月29日 日本の博物学者、生物学者、民俗学者。 生物学者としては粘菌の研究で知られているが、キノコ、藻類、コケ、シダなどの研究もしており、さらに高等植物や昆虫、…
富士山 草野心平 川面に春の光はまぶしく溢れ そよ風が吹けば光たちの鬼ごっこ 葦の葉のささやき 葦の葉のささやき 行行子(よしきり)は鳴く 行行子の舌にも春のひかり 土堤の下のうまごやしの原に 自分の顔は両掌のなかに ふりそそぐ春の光に 却って物憂…
五族協和、満洲開拓は聖業なりという旗印のもとに大陸に第二の故郷建設… 勇ましい満蒙開拓義勇軍、誤まれる国策によって大陸を侵略することになる。 騙した国が悪いのか、騙された国民が愚かであったのか。父勇からの手紙… あの忌まわしい時代の戦時文献をこ…
あなたは白い花だと思っていたのに あなたは白い花でした けがれを知らない花でした そう信じてつきあっていたのに あの夜あなたの家に行った時 どうして男がいたのでしょう あれから半世紀がたちましたね
満蒙開拓青少年義勇軍 野口中隊長の長男雅澄宛て遺言状 中略 俳聖芭蕉臨終のとき、弟子に遺言状を求められ、「吾生前の句皆辞世の句ならざるはなし」と言った。 自分もまた、「今更遺言らしいものはない」という。 昭和17年7月20日 滿洲国にて 満蒙青少年義…
万葉の歌書く傾向我にあり 賀状添書き 本体となる
『昭和天皇実録 第三』(大正十年~大正十二年)の内容 二十歳を目前にした皇太子裕仁親王は、六か月の欧洲巡遊に出発される。 各国首脳と市民から盛大な歓迎を受ける一方、第一次世界大戦の惨禍を目のあたりにし、戦争というものの悲惨さを深く胸に刻まれた…
沖縄を忘れないためさとうきび毎年植えて今はこの姿 さとうきび畑 ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ むかし海の向こうから いくさがやってきた 夏の陽ざしの中で ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は…
平成になっても土葬してました 今ではそれもなくなりましたが カラシナの淡く黄色く咲く野辺に唯一無二の親友眠る
オニカサゴ 硬骨魚綱カサゴ目フサカサゴ科に属する海水魚。南日本の各地に分布する。頭と体はやや細い。頭部にたくさんの強い棘がある。体やひれにたくさんの皮弁がある。体色は赤褐色系のものが多いが、すむ場所によって著しく異なる。 日本大百科全書(ニ…
サヨナラだけが 人生だ。
2000年10月22日「百歳万歳」に出演した三倉重太郎さんを訪問 (103歳まで生きた文化人、浦島太郎伝説の三豊市詫間町「箱浦」在住) すべて10月22日のこと これは『10年日記帳』……2001年(平成13年)~2010年(平成22年)