漢字・漢文

大野原中学校校訓「和・介・健」

和・介・健 ★この「介」とは? ★「なかだち」ではなく「ひとりだち」であります。

「忖度」とは?

各国語辞典による 「忖度」の語意 ★(「忖」も「度」も、はかる意)他人の心中をおしはかること。推察。『広辞苑』岩波書店 ★(「忖」も「度」も、はかる意)他人の気持ちをおしはかること。推察。『大辞林』三省堂 ★《文章》他人の心の中を推し測ること。推察。…

四国の地名「鬼」二題

予讃線鬼無駅 鬼無(きなし)は高松市北西部にある一地区で、高松市役所鬼無出張所の管内。鬼無町藤井、鬼無町是竹、鬼無町佐料、鬼無町佐藤、鬼無町山口、鬼無町鬼無の6町からなる。かつては全域が「香川郡上笠居村」(かみかさいむら)として存在し、1956…

人生の指標=和・介・健

♡和(なごやか)+介(独り立ち)+健(すこやか)=〔人生の指標〕 この三単語【和】【介】【健】をバランスよく生きるのが〔人生訓〕です。

嚢中三升の米 爐邊一束の薪

沙門良寛 五言律詩 生涯懶立身 騰々任天眞 嚢中三升米 爐邊一束薪 誰問迷悟跡 何知名利塵 夜雨草庵裡 雙脚等間伸 生涯身を立つるに懶く 騰々天真に任す 嚢中三升の米 炉辺一束の薪 誰か問はん迷悟の跡 何ぞ知らむ名利の塵 夜雨草庵の裡 雙脚等間に伸ばす ◎中…

伯楽は常には非ず。

伯楽=馬の名鑑定人。広く、才能を見抜く目利き。 伯楽は常に非ず=全部否定 伯楽は常には非ず=部分否定 「伯楽一たび冀北の野を過ぎて馬群遂に空し 」 韓愈「送温処士赴河陽軍序」 伯楽がひとたび良馬の産地である冀州の北部を通ると、良馬は一頭も残らな…

蘇州夜曲

永遠の名曲蘇州夜曲聴く 君がみ胸に 抱かれて聞く 夢の船唄 鳥の声 水の蘇州の 花散る春を 惜しむか柳が すすり泣く

木扁の漢字(万葉植物)

木扁の漢字の読み ★万葉植物 ★梧(あおぎり) ★梓(あずさ) 杏(あんず) 柞(いすのき) ★梅(うめ) ★榎(えのき) 槐(えんじゅ) ★楝(おうち) 朮(おけら) 海棠(かいどう) ★楓(かえで) 柿(かき) ★樫(かし) 梶(かじ) ★柏(かしわ) 槲(か…

虻と虹

虫偏に虫でないもの 潜りこみ 虻と虹 似て非なるもの 世に多し

月も落ちるのです。

月落ちると詠まれたごとく月落ちる光景を見る 星のごとくに 楓橋夜泊 張継 月 落 烏 啼 霜 満 天 江 楓 漁 火 対 愁 眠 姑 蘇 城 外 寒 山 寺 夜 半 鐘 声 到 客 船

病気関連の難読語150

次の准看護学院国語演習で(どれくらい読めるか試してみる) 1噯気 (あいき) (おくび、げっぷ)2 秋疫 (あきやみ) 3灰汁 (あく)4欠伸 (あくび) 5胡座 (あぐら)6軋歯 (あっし)7軋音 (あつおん) (きしみおん)8鐙骨 (あぶみこつ)9油滓 (あぶ…

漢楚の攻防「四面楚歌」

垓下の戦いは、中国楚漢戦争期の紀元前202年に項羽の楚軍と 劉邦の漢軍との間の垓下(現・安徽省蚌埠市固鎮県)を中心に行われた戦い。この戦い で項羽が死んだことによって劉邦の勝利が完全に決定し、楚漢戦争が終結した。 四面楚歌は、中国前漢時代の史書…

「介」は「ひとりだち」の意味もある。

「介」は決して「なかだち」ではありませぬ。 このとおり「ひとりだち(自主独立)」です。誤解しないように。 皆と仲良く「和合」の精神が大切であるとともに、付和雷同することなく 自分自身を確立することが大切です。「介助」の「なかだち」ではありません…

中井虎男筆墨格言集

① 新昌閑居し、楊郎中兄弟を招く (七言律詩の四・五句) 白居易 但有雙松當砌下 (但双の松砌の下に当るあり) 更無一事到心中 (更に一事心の中に到る無し) ② 皇風・六合 明徳輝八紘 ③ 百姓昭明、協和万邦 伝説の王堯を讃えた文。 九族既睦 九族既に睦みて 平…

和・介・健

【和】【介】【健】 簡潔な三単語の観音寺市立大野原中学校の校訓 碑陰にはそれぞれ「なごやか」「ひとりだち」「すこやか」といとも簡単に解説されている。問題は【介】がなぜ「ひとりだち」になるか、一般には納得し難いところである。 佐藤一斎『言志四…

道一筋とは?

★あなたのモットーとする一語は? 和、誠、敬……( ) 以和為貴 無忤為宗 聖徳太子「十七条憲法」 「以和為貴、無忤為宗(和を以て貴しと為し、忤(さから)う無きを宗(むね)と為せ)」 ●中井先生の言う「道一筋」とは? 【誠】 【和】 誠者天之道也 誠之者人之…

中井虎男先生筆格言抄

① 新昌閑居し、楊郎中兄弟を招く (七言律詩の四・五句) 白居易 但有雙松當砌下 (但双の松砌の下に当るあり) 更無一事到心中 (更に一事心の中に到る無し) ② 皇風・六合 明徳輝八紘 ③ 百姓昭明、協和万邦 伝説の王堯を讃えた文。 九族既睦 九族既に睦みて 平…

中井虎男先生の格言書から

①和敬清寂 茶道で、主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つこと。千利休の茶道の精神・境地を表した語。 「和」「敬」はともに主客の心得を、「清」「寂」は茶庭・茶室・茶器などに関する心得をいう。 和敬清寂 …

南無天満大自在神

菅原道真・天神さん信仰が幾時代経てもいかに根強いかが分かりましょう。 芭蕉 宗鑑 良寛 武蔵 雪舟 ~それぞれ直筆でありまして、この有名人の個性が出ています~

女は家に居るべし?

漢字の成り立ちとして、【安】は会意文字。ウ冠(家・屋根)+女 女は、飛び回らないで、家庭に静かに居る方がいい。 こんなことを言うと、封建道徳の押し売り、時代錯誤、 女性差別などと言われ、袋叩きに遭わないとも限らない。 男女平等、男女共同参画は現…

漢字クイズ

灘中入学国語問題 二字熟語を作る問題で↑のように児童が書いている。 「道面」などという単語はないだろう。それですぐこれは正解でないことを知り ↓のように考えを及ばせないといけないと忠告しておく。

今こそ「荘子」に学ばめ

『荘子』 荘子著 制度を整え、競争を煽り、管理や罰則を強めればいいという概念が主流を占める現代。その考え方に「否」を突きつける書。今から2300年前、中国の戦国時代中期に成立したとされる古典。とくと読み返さねばならない現代日本警鐘の本。

荘子の思想

由な精神を求める荘子は、自然と一体になり、あるがままに生きることを理想とした。 万物斉同、すなわち、すべての物は斉(ひと)しく同一であると説く。 また、現実社会にある優劣や差別は人間が勝手に作り出したものであるとする。 「道」を体得した者は、…

簡単な中国語会話

ちよっと中国語

タクシー・テレサテン・トイレ

ちょっと 中国語を 齧ってみる

漢字から、殷周時代の興亡を知る

美術品として評価の高い殷周時代の青銅容器は、単なる酒器や食器ではなく教的 儀礼のための祭器であり、後には器の所有者の地位や権威を象徴する政 治 .... それぞれの器種には、日常あまり使われない、難解な漢字による名称が付されたものが多い。 人民に土…

殷滅ぼされ、周(太公望)の時代

殷から周へ 中国の漢代の有名な歴史家・司馬遷は『史記』のなかで、中国の歴史を三皇五帝から 始め、夏・殷・周・秦・漢王朝の歴史を記述している。黄河文明が、歴史時代の殷(商)や周などにつながっていき、中国大陸の歴史の中軸と なった。長江文明は次第…

信仰のことば

【融通無碍】 ~こんな生き方をしたい~ 行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること。 「融通」は滞りなく通ること。「無礙」は妨げのないこと。「礙」は「碍」とも書く。 お正信偈に イチローの背後に 我のみの悲に溺れずに大いなる大悲にす…

中国語〔垣間見〕

中国語講座~垣間見~