漢字・漢文

中国人よ、やっと繁体字の佳さが分かったか!

こんなもの、漢字じゃありませぬ。

項羽と劉邦

紀元前221年、始皇帝が中国統一を果たした秦王朝は、わずか15年であっけなく滅び、 漢の統一までの4年間、'漢楚の攻防'があった。楚の項羽が有勢だったが、次第に形勢は逆転 し、ついに劉邦は安徽省にある垓下に、項羽の楚軍を追い詰めて包囲して「四面楚歌…

今年の漢字について

ほんとに情けない漢字ですね。 かつては「金」が2回ありましたね。 「志」が現れてほしいと念じています。

『三国志』曹操は詩・人間性を大切にした。

『三国志』中国三国時代の魏の始祖曹操。呉の孫権、蜀の劉備と天下を三分した。 …朝廷を牛耳る宦官を滅殺した董卓の専横を見かねて曹操は袁紹を盟主に担ぎ出して 諸侯と共に反董卓連合軍を結成する。 しかしながら、董卓に恐れをなした諸侯との連携がうまく…

戦前の学校習字(書道)

裁縫専科教員養成所(大正時代)の教養としての習字 「父母のことのみおもふ秋の暮」 蕪村の代表作の一つ。 60才になった時の詩の中に次のような一節がある。 「むかしむかししきりにおもふ慈母の恩 慈母の懐抱別に春あり」

名前に関する素朴な質問

質問1 「あなたのお名前は何と言われますか」 ①姓名(フルネーム)で答える。②姓だけ答える。③名だけ答える。 【解説】 時と場合による。例えば、のど自慢で合格者の返事は②が普通。①もありうるが、それには及ばない。③で答えれば、笑い者になるだろう(そんな…

鷗外の子・孫の珍名

よく聞けば納得をするその名前、漢文欧文踏まえた謂われ 漢字の原義を大切にするとともに国際化の時代に対応させた名 森鴎外の子供. 長男 於菟(おと=オットー) 長女 茉莉( まり=マリー) 次男 不律(ふりつ=フリッツ) 次女 杏奴(あんぬ=アンヌ) 三男…

土石流の災難に遭った「読書(よみかき)」

長野県木曽郡南木曽町【読書よみかき】はこのたびの土石流被災地。お見舞申し上げます。 【読書】(よみかき)長野県木曽郡南木曽町読書。旧長野県西筑摩郡読書村。1874年に「与川村(【よ】かわむら)」「三留村(【み】どのむら)」「柿其村(【かき】…

吾唯足るを知る

校庭に懐かしきもの見つけたり 吾唯足るを知ればいいのだ 竜安寺の蹲踞に「吾唯足知」 □の部分を中央に集める 吾 五 知 唯 矢口隹 足 疋

君子は独りを慎む

君子は必ず独りを慎む。 『大学』 小人閑居して不善をなす。 〃. Idle hands are the devil's workshop. 柘植宮司父祖の遺文

漢字は大事

本場の中国で、今漢字が見直されている。日本並みにネ。 符牒のような簡体字では、学力低下です。表意文字の漢字に含蓄あり。

最も簡潔な人生訓【和・介・健】

人生のモットー 【和】 【介】 【健】 この三語が最も簡潔 ↓ ↓ ↓ なごやか ひとりだち すこやか ただ単に大野原中学校校訓のみならず、広く誰にも当てはまる人生訓である。 和=他人との和合・協調 介=狷介ではなく、自主・自立 「和・介」はワンセットにな…

金運の(乗り掛かる)まち

本日の朝日新聞香川版 せっかくヘリから撮るのだったら、ちゃんと天気と時刻を見て、もっと陰影の付いた写真にしてほしかった↓ 「寛永通宝」の砂文字が全く分からないのでナンセンス。 写真を写すのなら晴れた日の夕方に限る。 「寛永通宝」の銭形は、観音寺…

詩は志の之くところなり

詩は志の之く所なり。心に在りては志と為り、言に発しては詩と為る。(『詩経』大序) (詩は人心の発露したものである,人の心に在るのが志で、これが言葉に發露して詩となる) (目加田誠訳)

明日の准看国語はこれ

明日の第3回准看教養国語は、「四字熟語」の穴埋め演習です。 出席番号のところを板書します。分からなければ、国語辞典で調べましょう。

推薦辞書『白川静著 字訓』

http://ec2.images-amazon.com/images/I/51rKp%2BgXvHL._SL110_.jpg新訂 字訓 白川 静著 エディション: 単行本価格: ¥ 6,300 48 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 ~言葉の奥義・語源を探る~ 例を挙げ無るので、他を類…

「生き様」は語感がよくないか?

「生き様(ざま)」に関して槍玉に挙げられることは、周知のとおりである。 辞書の記載を比べてみよう。 岩波書店『広辞苑』 自分の過ごしてきたぶざまな生き方。転じて、人の生き方。「すさまじいー」 三省堂『大辞林』 生きていくにあたってのありさま。生き…

「殷」の甲骨文字→「周」の表意文字【漢字】誕生

中国で漢字の誕生する歴史 今からおよそ三千年前、最古の漢字が生まれた。「殷」によって発明された「甲骨文字」である。それは、今とは全く異なる使い方をされた文字だった。「殷」は、雨乞から戦争の時期まであらゆることを文字を刻んだ甲羅や骨のヒビ割れ…

難読語「柞」

これが「イスノキ」「イス」「ヒョンノキ」と呼ばれ「柞」の国訓。 普通この漢字は「ははそ」と読み、「柞葉(ははそは)の母」のように枕詞にも使われ、櫟・楢などの総称としても使われる。 我が町「柞田」は「くにた」と称されるが、どの木であるかは決めら…

傾蓋

『孔子家語(致思)』に次のような故事が書かれている。 孔子が郯に行こうとしていた。途中で程子に出会い、互いに馬車の蓋(かさ)を傾けて語り、終日共に親しんだ。顧みて子路に言った。「束帛を取って先生に贈りなさい」と。 「傾蓋」とは、一見して古くから…