2016-05-24から1日間の記事一覧
田植えする人のなき世となりにけり 雅舟
『万葉集』 撫子を詠んだ歌 河原撫子(ヤマトナデシコ) 408 なでしこがその花にもが朝な朝な手に取り持ちて恋ひぬ日なけむ 464 秋さらば見つつ偲へと妹が植ゑしやどのなでしこ咲きにけるかも 1448 我がやどに蒔きしなでしこいつしかも花に咲きなむなそへつつ…
なよなよの草の藤ゆえ名づけられナヨクサフジの今花盛り
泰山木大きく白き艶のある君の掌我が頬つつむ 雅子
そら豆の殻一せいに鳴る夕 母につながるわれのソネット 「空には本」より 寺山修司
【和】【介】【健】 簡潔な三単語の観音寺市立大野原中学校の校訓 碑陰にはそれぞれ「なごやか」「ひとりだち」「すこやか」といとも簡単に解説されている。問題は【介】がなぜ「ひとりだち」になるか、一般には納得し難いところである。 佐藤一斎『言志四…
戦時遺石「八紘一宇」 観音寺市大野原町下杉林 八紘一宇 (はっこういちう) 「世界を一つの家にする」を意味するスローガン。 第2次世界大戦中に日本の中国,東南アジアへの侵略を正当化するためのスローガンとして用いられた。 『日本書紀』のなかにみえる大…
香川県三豊市山本町辻東中、毘沙門天境内 建立年月は昭和十五年十月。皇紀二千六百年記念碑 御民吾生有験 御民吾生ける験(しるし) 在天地之栄時 あり天地の栄ゆる時 爾相楽念者 にあへらく思へば 『万葉集』 巻6ー996 雑歌。 天皇の民である私は、生きてい…
高橋虫麻呂,藤原宇合、羈旅,送別,大夫,天平4年8月17日 『万葉集』 巻6-972 四年壬申藤原宇合卿遣西海道節度使之時高橋連蟲麻呂作歌一首并短歌 右檢補任文八月十七日任東山々陰西海節度使 千萬乃 軍奈利友 言擧不為 取而可来 男常曽念 ちよろづの いくさ…
惟神(かむながら) 三豊市菅生神社 門柱の万葉歌 『万葉集』 造酒歌 酒を造れる謌一首 (巻17-4031) 奈加等美乃 敷刀能里等其等 伊比波良倍 安加布伊能知毛 多我多米尓奈礼 中臣の太祝詞言云ひ祓へ贖ふ命も誰がために汝 大伴宿祢家持作之
菅生神社の境内にある左右一対の万葉歌碑 香川県三豊市山本町辻 三豊市山本町菅生神社門柱左右に『万葉集』の歌一首ずつ刻まれている。 人倫 たらちねの母に障らばいたづらに汝も吾も事成すべしや (巻11ー2517 作者未詳) 惟神 中臣の太祝詞を言ひ祓へ贖ふ命…
5月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 含羞の人と花との向かひ佇つ 雅舟 5月24日 【花】 シャクヤク(ボタン科) 【花言葉】 はじらい はにかみ 【短歌】 シャクヤクのあかく角ぐむ彼の日ありはじらうほどの花のふく…