万葉の百花13「容花」


    万葉の百花13「容花」
 かおばな(顔花/容花/貌花)  ヒルガオカキツバタオモダカムクゲアサガオシャクヤク、または、美しい花の意など、諸説あるが未詳 。

       容花(かほばな)は4首載せられている。
1630: 高円の野辺のかほ花面影に見えつつ妹は忘れかねつも
2288: 石橋の間々に生ひたるかほ花の花にしありけりありつつ見れば
3505: うちひさつ宮能瀬川のかほ花の恋ひてか寝らむ昨夜も今夜も
3575: 美夜自呂のすかへに立てるかほが花な咲き出でそねこめて偲はむ
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