万葉の百花14「うはぎ」


      万葉の百花14「うはぎ」 
「うはぎ」とは、キク科の多年草の嫁菜。田のあぜ道などで見ることができる。7月~10月にかけて淡い紫色の花をつける。
  うはぎを詠んだ歌は2首。万葉の時代には、春の若芽が食用とされた。
 221: 妻もあらば摘みて食げまし沙弥の山野の上のうはぎ過ぎにけらずや
 1879: 春日野に煙立つ見ゆ娘子らし春野のうはぎ摘みて煮らしも
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