万葉の百花11「百合」
万葉の百花11「百合」
道の辺の草深ゆりの花咲に 咲みしがからに 妻といふべしや (巻7-1257)
あぶら火のひかりに見ゆるわがかづらさゆりのはなのゑまはしきかも
ともし火の ひかりに見ゆる さゆりばなゆりもあはむと おもひそめてき
さゆりばな ゆりもあはむと おもへこそいまのまさかも うるはしみすれ
ともし火の ひかりに見ゆる さゆりばなゆりもあはむと おもひそめてき
さゆりばな ゆりもあはむと おもへこそいまのまさかも うるはしみすれ
(巻18-4086;4087;4088)
つくばねのさゆるのはなのゆどこにもかなしけいもそひるもかなしけ (巻20-43)