2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

彼岸花

彼岸花抱くほど採れど母恋し 汀女 母の忌の近づけばどこも彼岸花 雅舟

名前に関する素朴な質問

質問1 「あなたのお名前は何と言われますか」 ①姓名(フルネーム)で答える。②姓だけ答える。③名だけ答える。 【解説】 時と場合による。例えば、のど自慢で合格者の返事は②が普通。①もありうるが、それには及ばない。③で答えれば、笑い者になるだろう(そんな…

苅田の今昔

秋の田の農村風景「苅田」 観音寺市大野原町花稲 花稲(はないな)といふ地名さへ懐かしき 雅舟 昔は稲を鎌で刈って、稲扱ぎ機で扱いで、稲藁はこのように束にして、何日か干したものである。藁は大事にして、莚や叺に編むので、雨に濡らさないように「藁像」 …

どの花も君と思ふ

秋草のどの一輪も君と思ふ 雅舟 本日9月17日の誕生花「露草」、花言葉は「尊敬」「懐かしい関係」 「小待宵草」(俗に「月見草」とも呼ばれる) 屁糞葛(かわいそうな呼び名。改名届でも出しますか) 名の知れる 名の知れぬ花 すべて君 雅舟

予讃沿線の秋草の花

予讃線箕浦駅へ近づけば迎えてくれる秋草の妍 雅舟 どの花も母につながる花と思ふ 更には恋しいあの人この人 雅舟

9月17日誕生日の花と花言葉・歌句

9月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 月草のうつろひやすくなつかしく 雅舟 9月17日 【花】 ツユクサ(ツユクサ科) 【花言葉】 尊敬 懐かしい関係 【短歌】つつがなき幼馴染と会えた日の午後の露草すなおにしぼむ …

准看護学院半歌仙より

准看護学院連句(半歌仙)「コスモス」より抜粋 ★一句(長句または短句) 山行きて赤く煌くもみじ狩る 茉衣 天心の冬満月や煌煌と 一誠 空見上げれば落ちそうな月 路代 さりげなく交差点での向かい側 秋菜 夢の中でもあなたは笑顔 幸子 ★一対(長句+短句) 雨降り…

花合歓をあなたに上げる芭蕉より

花合歓をあなたに上げる芭蕉より 雅舟 象潟や雨に西施が合歓の花 芭蕉「奥の細道」

鳥たちは争いもなく

夕暮れの瀬戸の浜辺を海鳥は至福の刻を過ごしてをりぬ 夕暮れを鴎鷺鴨ともどもに争いもなく潮の香に佇つ

アンパンマン列車

予讃線を走っているアンパンマン列車(特急、上り 岡山行き) ~アンパンマン列車走れば田舎者も笑顔で見送る何かうれしく~ 特急いしづち宇和島発高松行、特急しおかぜ宇和島発 岡山行…JR四国

知らない海を眺めていたい

どこか遠くへ行きたい 永六輔作詞 知らない街を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい 知らない海をながめていたい どこか遠くへ行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅 愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい 愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを …

9月16日誕生日の花と花言葉・歌句

9月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋草を結びしあなた今いづこ 雅舟 9月16日 【花】アキノタムラソウ(シソ科) 【花言葉】自然のままのあなたが好き 【短歌】仕事着のあなたが素敵なのでしたアキノタムラソウ咲…

俳跡「一夜庵」の秋口の風情

翁の訪ふ萩まだ早き一夜庵 雅舟 ☆宗鑑と一夜庵(「1 宗鑑と一夜庵」は太字 一夜庵は俳祖山崎宗鑑が晩年を過ごした草庵である。室町末期、興昌寺の住職梅谷和尚を頼って、京阪山崎から移り住んだ。遺筆として、当寺に紫金仏勧進帳(本堂再建の寄付集め趣意書…

我が町の名橋「三架橋」

観音寺市財田川河口に架かる三架(サンカ)橋 琴弾八幡宮への参賀(サンガ)橋 これが語源という説もある。 三架橋(さんかばし)は、香川県観音寺市にある鉄骨コンクリート製の橋である。財田川 の下流にかかっており、海から数えて三番目の橋。 橋には香川県道…

北原白秋「この道」

この道はいつか来た道 ああ さうだよ あかしやの花が咲いてる あの丘はいつか見た丘 ああ さうだよ ほら 白い時計台だよ この道はいつか来た道 ああ さうだよ お母さまと馬車で行ったよ あの雲もいつか見た雲 ああ さうだよ 山査子の枝も垂れてる 「この道…

「荒城の月」モデル〈岡城址〉

古今の名曲「荒城の月」の源境 滝廉太郎はこの岡城跡のイメージによって「荒城の月」を作曲したと言われている。 明治12年(1879)東京に生まれたが、同24年、内務官僚であった父が大分県直入郡長となったため、それから東京音楽学校に入学するまで…

9月15日誕生日の花と花言葉・歌句

9月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 借景のススキに活力もらひけり 雅舟 9月15日 【花】 ススキ(イネ科) 【花言葉】 活力 【短歌】 皓皓と月渡りゆくすすき原折々しろき波たたせつつ 鳥海昭子 月明かりに映し出さ…

死んだら心はどうなるのか

●人は死ぬとき、夢を見ながら神秘体験することが出来る。

にら、にんにく、にぎりっ屁

臭いものの代表を三つ並べたもの 「韮」 「大蒜」 「握りっ屁」 語頭「に」で統一 大蒜(にんにく)は花屋にありても通用す

コスモス花園「翠波高原」(愛媛)

翠波高原のコスモス 愛媛県四国中央市 標高892メートルの翠波峰を中心とした約100ヘクタールの古代準平原の名残をとどめ た翠波高原。 美しい翠が波のようにたなびき、遠く石鎚の尾根へと連なる。 春には 黄金色の菜の花、夏から初秋には可憐な早咲きコスモ…

奥の細道「医王寺」芭蕉堂

元禄二年、「奥の細道」の旅で山中を訪れた芭蕉はこの地で八泊九日にもわたる長逗留をし、温泉街に数多くの足跡を残している。

奥の細道「小松」うどん

しほらしき名や 小松吹 萩 すゝき 芭蕉 芭蕉はここで小松うどんを堪能した。

奥の細道「山中温泉」

山中や菊はたおらぬ湯の匂 あるじとするものは久米之助ていまだ小童なり。 名湯「菊の湯」

つくばね

胡鬼の実の吸物椀にすはりけり 北枝

9月14日誕生日の花と花言葉・歌句

9月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 淑やかてふ芙蓉の精を胸に秘め 雅舟 9月14日 【花】 フヨウ(アオイ科) 【花言葉】 繊細な美 しとやか 【短歌】 なんとなく泣きたいような優しさの芙蓉の大きな花咲きました 鳥…

塩辛蜻蛉・麦藁蜻蛉

塩辛が麦藁求め疲れ果て 麦藁求め塩辛疲れ寠れたり 草よりも石が好きらし蜻蛉たち シオカラトンボ(♂) ムギワラトンボ(♀)

今月の源氏物語講座は「匂宮」

光源氏の「光」から 薫・匂宮の「香」へ 『源氏物語』の主軸・トーンが変わる。 後編、第三部が始まるのが、この「匂兵部卿宮」の巻である。 源氏の孫である匂宮、実子ではない子薫がライバルとしてと時めく。 『源氏物語』巻42 「匂(兵部卿)宮」 「幻」か…

樟樹の下に金言・名歌

「吾唯足るを知る」 「燧灘波路の末の雲晴れて伊予の高根に雪降れる見ゆ」 ★母校観一の樟樹の下を歩めばこの金言・名歌を見落す勿れ。

瀬戸内の孤島

http://www.shikoku.ne.jp/mineral/kagawa-2.files/image006.jpg 香川県観音寺市の洋上の「円上島」という小島。 ここは島全体が球状ノーライトと 呼ばれる珍しい岩体からなっていて国の天然記念物に指定されている。ノーライト( Norite)とは斑糲岩の一種…

海鳥

今日何をするにあらねど浜辺の秋 雅舟