2017-05-09から1日間の記事一覧

ああ、満洲

悦子さまへ あなたのお父さんは満鉄に働いていたのですから、エリート。私の父のように開拓団で苦労したのとは、大違い。知らない父のことを調べて書いたら、満鉄帰りの知人から馬鹿にされたことを思い出す。我が家は小作農民。満洲に行けば広大な土地が得ら…

『類語使い分け辞典』

~微妙な使い分け法が書かれていて役に立つ本~ 類似の意味をもつ日本語の微妙なニュアンスや使い分けの違いを体得することは、非常に困難である。本書は501のグループを選び、より分かりやすい類語使い分け辞典としてまとめたものである。 その中の一例…

芭蕉を求めて雨中吟行

若葉して御目の雫ぬぐはばや 芭蕉 鑑真の優しき眉に春の雨 雅舟 早苗とる手もとやむかししのぶ摺り 芭蕉 余り苗捨てられたるをもらひけり 雅舟

芭蕉と同じ姓の親友

親友は 芭蕉と同じ姓なるも同性愛にして去年逝きたり

芭蕉若葉春4句

『類語辞典』の思い出

小生は小説「俳諧の風景」で昭和56年3月6日菊池寛の命日に第16回香川菊池寛賞を受賞した。その直前にNHK高松放送局が特集を組んでくれていたが、前日急遽断った。自分の勤務校生徒の不祥事と一緒に報道されることは耐えられなかったからである。 明らかに…

モンテーニュの塔

【モンテーニュの塔】 彼が隠退に際して書斎の壁に記しつけた有名な ラテン文のいわば「帰去来辞」は、モンテーニュの塔を象牙の塔にしてしまったが、彼は高踏的な遁走者ではない。 「人間は実に狂っ ている。虫けら一匹造れもしないくせに、神々を何ダース…

立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花

立てば芍薬 坐れば牡丹 歩く姿は百合の花

揺れる三つの花心

夏椿あなたの芯に吸われたい あなたとはすぐ別れゆく気配立つ 虚空よりあなた見るだけそれでいい

青梅の心で生きむ

青梅の初ぶな心の今もあり 澄人

万葉の花歌7首

松、七変化

観音寺松原の松自由奔放 これでも香川県立公園?

万葉の歌で、もっと風雅に生きたい。

5月9日誕生日の花と花言葉・歌句

5月9日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 風にそよぐ桐 高尚といふべけれ 雅舟 【花】 キリ(ゴマノハグサ科) 【花言葉】 高尚 【短歌】「叱られてあの子は町までお使いに」唄えばひとつ桐の花散る 鳥海昭子 「叱られて」を…