2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

明日の源氏物語講座は「胡蝶」

「胡蝶」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第24帖。玉鬘十帖の第3帖。 巻名は紫の上と秋好中宮が贈答した和歌「花ぞののこてふをさへや下草に秋まつむしはうとく見るらむ」及び「こてふにもさそはれなまし心にありて八重山吹をへだてざれせば」によ…

4月22日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 山躑躅燃える想いは深く秘め 雅舟 4月22日 【花】 ヤマツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 燃える思い 【短歌】 少し酸っぱく少しは甘くかみたりきヤマツツジ燃え思いは咲けり 鳥海…

4月21日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 少年のままの希望を今も持ち 雅舟 4月21日 【花】 サクラソウ(サクラソウ科) 【花言葉】 少年時代の希望 青春 【短歌】幼くて抱きし希望いまもあり桜草自生の山陰にして 鳥海…

明日の万葉講座

明日の万葉講座は、政治・経済が主題。国政の統率者天皇「大君の命かしこみ」の歌も当然読み取らねばならない。古事記から近現代まで、天皇を無視することはできない。 終戦の詔書 (昭和天皇裕仁)

4月20日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 山吹や鶯名告るは空音かも 雅舟 4月20日 【花】 ヤマブキ(バラ科) 【花言葉】 気品 待ちかねる 【短歌】時を待ち人待つことのかすかなる風にうなずく山吹の花 鳥海昭子 「待…

ナンセンス牡丹俳句

紅牡丹といふといへども白ほのか 鈍舟 (白牡丹といふといへども紅ほのか 虚子)

4月19日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 教育は地に落ちそれより発芽する 雅舟 4月19日 【花】 ヤグルマギク(キク科) 【花言葉】 教育 【短歌】 何ごとか何ゆえか胸の空まわる矢車菊の淡い青いろ 鳥海昭子 なぜか思…

作者の解けない心理描写

拙作『連翹の島』が問題化されたことがある。32年前の「四国新聞」中学生のための実力養成講座に出題されていた。著者に承諾はえていなかったのだが、問題文に取り上げてくれたことで私自身満足している。この言葉は、登場人物のどういう気持ちを表している…

渚、白い足出し

渚白い足出し 放哉 尾崎放哉の住んでいた小豆島土庄町南郷庵から近い。 この句の原風景に近い。

4月18日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 燃え上がる愛にあらねど躑躅愛 雅舟 4月18日 【花】 キリシマツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 燃え上がる愛 【短歌】さん然と燃え立ち上がるものごころキリシマツツジ咲ける高原…

リラ(ライラック)

呂律まだ整はぬ子にリラ咲ける 福永耕二 呂律は呂の音と律の音。古くは雅楽の音階を表す言葉であったそうだ。転じて、ものを言うときの言葉の調子を表す。お酒に酔っ払うと呂律が回らなくなるが、「呂律まだ整はぬ」とは、言葉を覚え始めた幼子が靴のことを…

4月17日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 「希望」を失わない限り「青春」 雅舟 4月17日 【花】 ハナビシソウ(ケシ科) 【花言葉】 希望 【短歌】がく二つほつりほつりと落ちしより羽化するごとく芥子はひらきぬ 鳥海…

入れものが無い 両手で受ける

30年前の「折々のうた」切り抜きが出てくる。明後日の放哉の講義に使える。 入れものが無い(カラ)、両手で受ける。 俳句は理屈ではない。 「だから」などと理由を言ってはならない。

四国遍路 道しるべ

四国八十八ヵ所の道しるべ 路傍の石碑のデザイン*発案は、画道遍路画家井上喜文氏(元商業美術家)による。昭和58年頃発案。 *「四」及び「指先」

ユリカモメ、帰る日近し

一冬を越して帰るや ゆりかもめ 帰る日に残されるまじ ゆりかもめ ゆりかもめ 親しみあれどいつか去る 都鳥 都に帰ると思はねど

4月16日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)上を向き咲くその花に励まされ 雅舟 4月16日 【花】 ヤマブキソウ(ケシ科) 【花言葉】 すがすがしい明るさ 【短歌】たいそうな理由などなくすがやかに山吹草は貌あげにけり 鳥…

万葉の花 非万葉の花

樒(しきみ)の花は万葉の花です。 於久夜麻能 之伎美我波奈能 奈能其等也 之久之久伎美尓 故非和多利奈無 大原真人今城(おおはらのまひといまき) 奥山の 樒が花の 名のごとや しくしく君に 恋ひわたりなむ (巻20ー4476) 『万葉集』にこの一首のみ リラ(ライラ…

連翹の俳句

連翹や真間の里びと垣を結はず 水原秋櫻子 行き過ぎて尚連翹の花明り 中村汀女 連翹に空のはきはきしてきたる 後藤比奈夫 連翹のひかりに遠く喪服干す 鷲谷七菜子 見ゆる雨見えぬ雨降るいたちぐさ 手塚美佐 一隅を照らす連翹中尊寺 森田公司 連翹の黄に溺れ…

詩の中の死を読む

今年初めての准看教養国語で取り扱う予定は、次の詩である。 ①死の正体(上林猷夫)…個室に変わった老人の擬人法「死」を主体として詠む。 ②表札(石垣りん)…様・殿の付かない、自分の住所の呼び捨ての表札がいい。 崖( 〃 )…サイパン島の崖から飛び降りた人は…

4月15日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

4月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 決心をべラルゴ二ウムに託しけり 雅舟 4月15日 【花】 ぺラルゴ二ウム(フウロソウ科) 【花言葉】 決心 篤い信仰 【短歌】訳もなくさみしいのです祈り篤き友の窓辺のぺラルゴ…

心ときめく ガーベラの花

照り翳るガーベラを愛づ不惑前 林 翔 明日の日の華やぐがごとガーベラ挿す 藤田湘子 ガーベラの花に埋れてクルス古る 石井桐陰 ガーベラの夜も朱ければこころ冷ゆ 宇咲冬男

七変化 紫陽花

『万葉集』に詠まれている紫陽花は、次の2首です。 言問はぬ木すら紫陽花諸茅等(もろちら)が練の村戸にあざむかえけり 大伴家持(巻4ー773) 紫陽花の八重咲くごとく弥つ代にをいませわが背子見つつ偲はむ 橘諸兄(巻20ー4448)

ひたすら遍路

今は遍路の季節、四国霊場順礼は歩いて巡りたいもの

子規&虚子

子規 虚子 その師弟関係 子規に (いい意味の)野心を 教えてもらった虚子

万葉ひとすじ 佐佐木信綱

万葉学者 佐佐木信綱

4月14日 誕生日の花・花言葉・歌句

4月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)マーガレット花も響きもうつくしく 雅舟 4月14日 【花】 マーガレット(キク科) 【花言葉】 恋占い 真実の愛 【短歌】はなびらの恋占いのもどかしさマーガレットの白いはなびら…

ショウドシマレンギョウ

香川県レッドブックデータ 「ショウドシマレンギョウ」は、絶滅危惧Ⅱ類

粟島の見える詫間の花畑

塩飽諸島西のはずれの粟島を望む詫間の花畑永久

浦島太郎の墓

浦島太郎の墓 香川県みとよ市箱地区には浦島太郎一家の墓がある。五輪塔の一部だと考えられる三基の墓が並べられている。これが両親と太郎の墓であるという。さらにその墓を正面から隠すように置かれているのが、諸大龍王の碑である。これは竜宮城の主であ…

放哉、この一句「灯をともし来る女の瞳」

井上憙齎 本名:井上喜文 1936年島根県生まれ。愛知県立工業高校図案科卒業。全国学生ポスターコンクール第一位(高校の部)後に二科展奨励賞・特選受賞(元 会友)陶芸家加藤唐九郎を描く。唐九郎師を通じて水墨画の優位性を説き勧められる。二科会退会…