2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

禁じられた遊び

~死の中に生を見つめる目を養う~ 看護師の人間性を鋭く問う 映画と原作(小説)の違い 戦争を背景として描かれるさまざまな死 「イヤ!」と言える看護師の主体性とは さまざまな死から学ぶ生の意味 看護師の視点から見た死の看取りとは http://upload.wikim…

誕生花(アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ)

アヤメ(5月18日) ~いづれアヤメかカキツバタ~ カキツバタ(5月11日) ハナショウブ(6月20日)

漱石の未発表俳句発見

朝日新聞 6月10日 朝刊 花の朝歌よむ人の便り哉 金之助 ※死にもせで西へ行くなり花曇 愚陀佛 其夜又朧なりけり須磨の巻 〃 (愚陀佛は漱石の俳号。漱石が松山市に赴任していた時の下宿先は愚陀佛庵) ※死にもせぬ旅寝の果秋の暮 芭蕉 この句り漱石の句には明…

寄生地主

寄生地主 寄生地主とは,小作農民に土地を貸し付けて地代(小作料)をとることを主としている地主経営の総称である。この寄生地主的経営、地主―小作関係が,農業における支配的・基本的な経済制度として,農業・農民の動向を左右する体制になっているとき,それ…

6月10日誕生日の花と花言葉・歌句

6月10日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ひたむきの愛の形の雪ノ下 雅舟 6月10日 【花】 ユキノシタ(ユキノシタ科) 【花言葉】 切実な愛情 博愛 【短歌】ユキノシタ煎じて咳止め作りたる若かりし日の母を想えり 鳥海…

Kenmochi Masazumi

剣持雅澄(筆名) プロフィール 昭和12年8月28日 生まれ 観音寺市柞田町に住む 昭和35年3月 広島大学文学部文学科(国語学国文学)卒業 昭和35年~平成10年 香川県立高校国語科教師 文学歴 昭和49年~平成25年 無帽の会(随筆・小説) 同人 昭和56年第16回香川菊池…

立葵

往年のあなたのごとき立葵 蝶低し葵の花の低ければ 富安風生 日本では、 平安時代は「唐葵」と呼ばれたが 江戸時代に今の「立葵」になった。 人の 背丈以上になり、 ぐんぐん伸びる。 「葵」とは、 普通この「立葵」を指す。 今は心の中に咲く花

6月9日の誕生日の花と花言葉・歌句

6月9日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ガーベラは一家団欒それも夢 雅舟 6月9日 【花】 ガーベラ(キク科) 【花言葉】 神秘 一家団らん 【短歌】花活けのガーベラの茎のびいたり家族がすでに眠り入る夜半 鳥海昭子 「…

渚の花を愛ず

独り占めして今宵の浜の花を愛ず 瀬戸の渚の細波優し 雅舟

未央柳(びようやなぎ)

未央柳 オトギリソウ科の半落葉低木。高さ約1メートル。 キンシバイに似るが、葉は長楕円形で先が丸い。夏、黄色い五弁花を開き、多数の長い 雄しべが群がり立つ。中国の原産で、庭木などにする。金糸桃。《夏の季語》 本名、未央柳(ビヨウヤナギ) (別名、…

水車(すいしゃ・みずぐるま)の俳句

その上を蛍飛ぶ也水車 正岡子規 ひっそりと水車の村の火の車 高澤晶子 まひまひや菖蒲にあさき水車尻 飯田蛇笏 ゆふがほや淡汲かけて水車 園 女 トンカラリンと水車の遊ぶ芽木の山 小口みち子 三日月やはつれはつれの水車 正岡子規 与謝村の与謝の小川の芋水…

6月8日誕生日の花と花言葉・歌句

6月8日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 野ばらとはわらべ心に返る花 雅舟 6月8日 【花】 ノイバラ(バラ科) 【花言葉】 素朴なかわいらしさ 【短歌】 身を守るあおい棘もち野茨の素朴に白き花かたまりぬ 鳥海昭子 ノイ…

待宵草

干拓地それでも浜辺の待宵草 大待か小待か知らねど待宵草 叢に小鳥の塒待宵草 人待ちし昔恋しや待宵草

源氏物語の「鈴虫」はマツムシ?

平安朝『源氏物語』に出てくる「松虫⇔鈴虫」反対になってくるのは、 周知の通りで、こと新しいものではない。 「鈴虫は心やすく、いまめいたるこそらうたけれ」(38帖鈴虫) (鈴虫は親しみがあって陽気に鳴くのがかわいらしいものである) 女三宮「おほかたの…

開明学校唱歌集より

国の重文「開明学校」「申義堂」 文部省唱歌とは、明治から昭和にかけて文部省が編纂した、尋常 小学校、高等小学校、国民学校及び学制改革後の小学校の唱歌、芸能科音楽の 教科書に掲載された楽曲の総称である。文部省が定めた正式名称ではない。 『蟲のこ…

6月7日誕生日の花と花言葉・歌句

6月7日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 忠実に君を待ちいる岩鏡 雅舟 6月7日 【花】 イワカガミ(イワウメ科) 【花言葉】 忠実 【短歌】 雪渓の解けゆく際の岩鏡いのちの限りねんごろに咲く 鳥海昭子 遅い春を迎えた春…

佐田岬

佐田岬(さだみさき)は、佐田岬半島先端にある、四国最西端の岬。九州の佐賀関半島と 向かい合い、豊後水道の最も狭い部分である豊予海峡(速吸瀬戸)を形づくる。愛媛県西宇和郡伊方町(旧・三崎町)に属する。瀬戸内海国立公園の一部ともなっている。 細…

開明学校

開明学校、申義堂 愛媛県西予市 現在は教育資料館として、私塾時代から、明治、大正、昭和前期の教科書や学校経営 資料など、貴重な資料約6,000点を収蔵、展示している。明治5年(1872)の学制 発布と同時に開明学校が開校され、申義堂はその校舎として生まれ…

6月6日誕生日の花と花言葉・歌句

6月6日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ネジバナの忍ぶもじずりせつなけれ 雅舟 6月6日 【花】 ネジバナ(モジズリ科) 【花言葉】 思慕 【短歌】 ネジバナは母さんが好きな花だった母のない子がふとつぶやけり 鳥海昭子…

壺井栄「港の少女」

壺井栄に「港の少女」という短編がある。 小豆島の内海にある船着場、その桟橋近くの店におばあさんと二人きりのケイ子という女の子が主人公。お客さんの忘れ物提灯のこと、島四国のお遍路さんへの接待の事、高松へ連れて行かれた春江さんのこと、そして最…

鶯に子育てさせる時鳥

鶯の巣に卵産み育てさせる【育児放棄】の時鳥…香川県の県鳥とは情なや 山崎宗鑑編と伝えられる『新撰犬筑波集(俳諧連歌抄)』の春の部(前句付)にある 鶯をとらへて爰に鳴かせばや 親孝行の山ほととぎす 時鳥は鶯の巣に卵を産み、鶯の親に孵させる。 それで親…

梅雨晴間の花たち

野暮用に追はるる日々や 花菖蒲 梅雨晴間 昨日は咲いていない花 仙人掌の天に掲げる花一輪

6月5日誕生日の花と花言葉・歌句

6月5日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ハマナスは未来へ咲いて果てもなし 雅舟 6月5日 【花】 ハマナス(バラ科) 【花言葉】 照り映える容色 【短歌】おのずから花の道あり ハマナスの原生花園ひとり歩みき 鳥海昭子 …

バショウ(芭蕉)を詠んだ句

我が小家睥睨している芭蕉かな 雅舟 この寺は庭一盃の芭蕉かな 芭蕉 「俳諧曾我」 曙や芭蕉をはしる露の音蝶夢 「草根発句集」 露はれて露のながるるばせをかな白雄 「白雄句集」 野鳥の上手にとまるばせをかな一茶 「九番日記」 さらさらと白雲渡る芭蕉か…

蝶の来て舞う風景

紋白蝶 迷ひ舞ひ来て 閑かな午後 何も要らない 独り書を読む

顔写真忌避の歌

写真忌避の歌10首 あなたさま 勝手に写真撮っておき贈りつけるは ふとどき千万 写真嫌いの人もあることちゃんと知れ 勝手に送りお礼を言えと 肖像権あること知っておりますか 勝手に写真撮ってくれるな 老醜のどこがいいのか 臆面もなく写真撮り 人に届ける…

百首歌(その1、父の大地満洲)

父の大地満洲(33首) 七十年夢の如くに過ぎ去りて今ここにある父の遺言状 俳聖の臨終の時言ひしこと吾生前の句は皆辞世とぞ 生涯の言行すべて遺言と言ひし遺言永久に忘れじ 聖業と固く信じて果てにける大陸侵略とは知らず生き 国策の満洲開拓聖業と盲信をして…

6月4日誕生日の花と花言葉・歌句

6月4日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 睡蓮や信仰篤く若く逝く 雅舟 6月4日 【花】 スイレン(スイレン科) 【花言葉】 清純な心 信仰 【短歌】屋根の影のびて来たれば閉じはじむ睡蓮の池おそろしかりき 鳥海昭子 幼い…

60年前の教え子の手紙

小豆島全体にも夏の香を感じ、人々の装いも真夏を表わすかのようです。 その後お変わりございませんか、お伺いします。 先日はお忙しい所、新聞ありがとうございました。実は新任紹介を見せていただいたのみですが、組み方などもいろいろあるものだという感…

明日の万葉講座は「東歌」巻14 国名不明の歌

高瀬万葉講座『万葉集』巻14 東歌(雑歌) 都武賀野に鈴が音聞こゆ可牟思太の殿のなかちし鳥猟すらしも 3438 鈴が音の早馬駅家の堤井の水を給へな妹が直手よ 3439 東道の手児の呼坂越えがねて山にか寝むも宿りはなしに 3442 うらもなく我が行く道に青柳の張り…