#夏
夏井いつき選 発想がどの句も新鮮で面白い。
瓜売りが瓜売りに来て売り残し瓜売り帰る瓜売りの声 甜瓜・西瓜・南瓜みんな瓜売りきれならず瓜の売り場に
梅雨明けねど心に灯す花があり 雅舟
梅雨晴や装ひ改め逢ひにゆく 雅子
落梅の熟した実を食ぶ至福の時 天神様の御前にして
七夕は秋の季語でありません 夏真っ直中の日本の景
七夕 七月七日 秋の季語→夏の季語へ変更? 今新暦では夏のはず しかも 十日前の本日 七夕予行 何を早まってるんだ! 泰山木が 泰然と言うんだ
ヒメジョオン クチナシではない 何アジサイ ドクダミ ハンゲショウ
サフランも昼顔も我が心の花 雅舟 カンナより萱草が好き 万葉に君忘れ草と詠まれているから 雅舟
新緑の季節を迎えた奈良県桜井市音羽山 尼さんたちは山菜採りに大忙し ウコギ、コシアブラ、サンキライ、ウド… どんなお料理になるんだろう? ご住職が手をかけた花あふれる境内裏山‥‥
鳶に枇杷更に旭日の取り合わせ 雅舟 枇杷円く旭日の如く輝ける
まだ咲いていて浜昼顔の二三輪 雅舟 浜昼顔僅かに揺るるほどの風 雅舟
漣や植田の水面(みなも)に神宿る 雅舟
干拓地ツバメ休らひ何思ふ子育てのこと心配してよ
琴弾公園 小生雅舟自句紙碑 7基
葱坊主にも兄弟がありにけり 雅舟
我が屋敷内に墓あり風薫る 雅舟
予讃線特急潮風新緑疾走
花楓山口誓子に教えらる 雅舟 仏足の法輪の上花楓 山口誓子 興昌寺境内仏足跡辺の花楓の句
地下に蒔き苗育てたる昔日の苗代めいた箱植えの苗
どれが菖蒲か杜若かシラン
万葉苑 実となるものに満たされて 花消えてゆく空白埋める
椋鳥と教えて頂きました。
今しがた剣持屋敷万葉苑雨の雫を即吟十句に
花だけと思ひし柑橘よく見れば実がまだ残る赤い顔して 雅人 芳香を伝える術もなかりけり
以上は拙句でしたが、次は俳人中村草田男の名句です。
花の蝶掴まえられて放されず 標本となる哀れなるかな 雅人