2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

賽銭箱になった歌碑

~銭形砂絵の風景~ 遠方の島は只今開催中「瀬戸内国際芸術祭」 いりこの島「伊吹島」 これまでも「この砂絵を見ると、お金に困らなくなる」という言い伝えがありましたが、最近16億円の宝くじが当たったと報じられ、山頂に立つ歌碑にお賽銭を入れる 新傾向…

7月24日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 日々新た日光黄菅禅定花 雅舟 7月24日 【花】 ニッコウキスゲ(ユリ科) 【花言葉】 日々あらたに 心安らぐ 【短歌】 山原のニッコウキスゲ空に映え日々あたらしく夏深めゆく …

7月23日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)蓮葉(はちすば)の濁りに染まぬ心意気 雅舟 7月23日 【花】 ハス(スイレン科) 【花言葉】 清らかな心 【短歌】ハスの葉を帽子がわりに被せられ父の生家を母と訪ねき 鳥海昭子 …

桔梗咲く落人村は媼のみ

ふと顔を出したる媼 桔梗村 雅舟

いつ来ても有盛橋は美しや

夏深山 落人村に架かる橋 雅舟 観音寺市大野原町五郷有木(平家落人伝説あり)に架かる橋

『源氏物語』における琴

七月源氏物語講座は「篝火」…琴にこだわってみると 『源氏物語』における和琴の名手は頭の中将、柏木である。その他に紫の上が和琴を演奏する。箏の琴の名手は明石の入道である。彼は醍醐帝から伝授された人に習った。その他に紫の上、光源氏、明石中宮が箏…

琴柱池

和琴および筝で、胴の上に立てて弦を支え、その位置によって音の高低を調節するもの。和琴では二股状のカエデの枝を切って逆さにして用い、箏では紅木・象牙や合成樹脂製のものを用いる。「琴柱(じ)」と呼ぶ。 公園内の泉水の池を琴・琴柱と見立てて、古来…

蝉、悦楽、その後

やがて死ぬけしきは見えず蝉の声 芭蕉 出典『猿蓑』 (幻住庵で秋之坊に示した句) 悦楽の極み↑ 余韻に浸る↓ 「もういつ死んでもいい。介護は要らぬ」

7月22日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 大空に衝き上げてみたいペチュニアよ 雅舟 7月22日 【花】ペチュニア(ツクバネアサガオ)(ナス科) 【花言葉】あなたとなら心が和らぐ 【短歌】やわらかい風あり風にこたえい…

玉藻よし讃岐の国は

玉藻よし讃岐の国は国からか見れども飽かぬ神からかここだ貴き 『万葉集』巻2ー220 柿本人麻呂

三匹のカニ

遠浅の砂浜の波打ち際で観察した三匹のカニ 体長2~3㎝のスナガニ この蟹は全長10㎝ほどにもなり、足が黄色っぽい色をしている。 この蟹は州にところどころ穴を掘り、危険を察知すると、いち早く潜り込む。 人は誰も来ない自然の浜に、このカニたちは幸福に…

俳句、短歌の添削指導

俳句は俳句らしく、短歌は短歌らしく、 NHK俳句、短歌、今日の実作指導のポイントから

大夏木

寄り添えば誰も拒まぬ「青葉傘」→「大夏木」と変える方がいいか? ★相合傘のイメージのある原作「青葉傘」という創作的季語もなかなかのものだが

降る雪や明治は遠くなりにけり

中村 草田男(明治34年~昭和58年) 本名 中村 清一郎 昭和6年、母校青南小学校を再訪したとき詠まれた名句 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/08/Seinain_Elementary_School_Tokyo.JPG/180px-Seinain_Elementary_School_Tokyo.JPG 現在…

7月20日、21日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月2Ⅰ日 本日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ショウゴンと読むときユリの匂ひ立つ 雅舟 7月2Ⅰ日 【花】 ヤマユリ(ユリ科) 【花言葉】 荘厳 【短歌】 築山を埋めるヤマユリ大祖の魂集うごと荘厳に咲く 鳥海昭子 築山は、…

これが自生の【ヤマトナデシコ(河原撫子)】

万葉の時代から歌い継がれ詠み継がれた大和撫子、本来のもの。 野に咲く花のように、あなたも、可憐に、たくましく、生きてください。

俳諧の祖「山崎宗鑑」概説

山崎宗鑑伝 【生誕】寛正六年(一四六五)同年足利義尚生れる。 応仁の乱(一四六七年~一四七七年) 【出身】近江国志那郷(現在、草津市志那町) 【父祖】近江源氏佐々木秀義五男五郎左衛門義清の 後裔 (山崎離宮八幡井尻氏の子、八条之小野光家朝臣 の孫とも言…

有盛橋と合歓の花

平家の落人平有盛にちなむ「有盛橋」と夢幻の花「合歓の花」 香川県観音寺市大野原町五郷有木 落人の心を灯し合歓開く 雅舟

7月19日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 近づけば白頭ぴんと小梅恵草 雅舟 7月19日 【花】コバイケイソウ(ユリ科)【花言葉】遠くから見守っています 【短歌】石室はコバイケイソウに埋まりいて人がいて人の笑う声あり …

藤村今是の俳句

天保10年(1839)建立…早苗塚の玉垣奉納句に 夜あらしや枝移りしてほととぎす 藤村今是(本名、音五郎) 江戸時代、伊能忠敬が讃岐測量で最初に宿泊した豊浜町藤村家。その親戚に藤村麗澤、その子音五郎は十三歳だった。二十歳頃は、京都の頼山陽に漢詩の教え…

「寛永通宝」の砂絵

「すごい、来てよかった!」と感嘆する人がほとんどですね。 銭形(砂絵)は香川県観音寺市にある寛永通宝を模したもの。 「銭形を見たものはお金に不自由しない」という言い伝えがある。 旧観音寺市(合併前)のシンボルマークになっていた。 テレビ映画「銭…

今日の講義は菊地寛「身投げ救助業」

短編小説「身投げ救助業」 菊池寛 作 ものの本によると、京都にも昔から自殺者はかなり多かった。 都はいつの時代でも田舎よりも生存競争が烈しい。生活に堪えきれぬ不幸が襲ってくると、思いきって死ぬ者が多かった。洛中洛外に激しい 飢饉などがあって、親…

7月18日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)かの君の心透けゐる透百合 雅舟 7月18日 【花】 スカシユリ(ユリ科) 【花言葉】 注目をあびる 【短歌】スカシユリかかえる人をふりかえる彼もふりむき会釈をしたり 鳥海昭子 …

mimminさん百日紅三句

百日紅今日も来てゐる救急車 二礼二拍後一礼や百日紅 百日紅枯れしてふ文来りけり 百日紅 ラヂヲのほかに 声もなし 中村草田男 戦後間もない小学生時代、夏休みの国語ワークブックに載せられていたのを、 六十有余年後の今も忘れない。サルスベリの挿し絵が…

光源氏と玉鬘、琴を枕に共寝

光源氏と琴 (「篝火」の巻) 秋にもなった。風が涼しく吹いて身にしむ思いのそそられる時であるから、恋しい玉鬘の所へ源氏は始終来て、一日をそこで暮らすようなことがあった。【琴】を教えたりもしていた。五、六日ごろの夕月は早く落ちてしまって、涼しい…

向日葵の美

夏色は向日葵の色 神の国 雅舟

クマゼミの大合唱

熊蝉の大合唱や独りの庭 今年又蝉鳴く頃となりにけり 我が庭は蝉はち切れるばかり鳴く

7月17日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

7月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)紀州への憬れ今もハマオモト 雅舟 7月17日 【花】ハマオモト(ハマユウ)(ヒガンバナ科) 【花言葉】どこか遠くへ 汚れがない 【短歌】夕暮れを香り立ちたるハマユウにそそのか…

三架橋ではなく、参賀橋

昭和5年当時のサンカ橋。これは三架橋とは書けないはず。参賀橋である。 写真の右横書きでは「三橋」(三〈ヵ〉橋)と書かれている。 現在の三架橋 http://ibuki-es.city-kanonji.ed.jp/kanonji/data_kanonji/084/084_image/840401.JPG

昨夜・今朝「月下美人」一夜の燃ゆる命

昨夜満開の月下美人 一夜の真盛り 今朝凋みかける月下美人 真盛りは一夜