2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋景跋渉

秋暑し 幼時偲ばる 川遊び 白雲の 輝き秋と 思ほへず 萩莟蝶の促し受けてをり 俳祖逝き 四百六十年 秋の暮 糸瓜忌や 仏人句作に 来たりけり

9月15日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 借景のススキに活力もらひけり 雅舟 9月15日 【花】 ススキ(イネ科) 【花言葉】 活力 【短歌】 皓皓と月渡りゆくすすき原折々しろき波たたせつつ 鳥海昭子 月明かりに映し出さ…

フランス語訳西行歌集をもらう

今日来たフランス人に頂いたフランス語訳西行歌集

フランス俳人、丸亀の蕪村寺(妙法寺)に

聖九月 フランスの夢 連れて来し 雅舟 翌日の朝日新聞香川版に特ダネ報道される。 フランス人の質問1 花と言えば桜だという日本人の意識について説明してください。 私の返答 「花見」と言えば「桜見物」と暗黙の了解がある、ことほど左様に古来日本人の 意…

9月14日 誕生日の花・花言葉・歌句 ・万葉歌

9月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 淑やかてふ芙蓉の精を胸に秘め 雅舟 9月14日 【花】 フヨウ(アオイ科) 【花言葉】 繊細な美 しとやか 【短歌】 なんとなく泣きたいような優しさの芙蓉の大きな花咲きました 鳥…

「旅人と我が名呼ばれん」の芭蕉句碑

我が剣持屋敷の芭蕉句碑(父子で御影石に彫り込んだ手製のもの) 堂飛人と 我名よは礼無 初しく連 芭蕉 「笈の小文」出立時に詠まれた発句 ☆石寒太著『芭蕉の晩年力』から 芭蕉が本当に芭蕉らしい句を作るようになつたのは、旅に出るようになってから、すなわ…

9月13日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月13日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)桔梗のその気品もて今日生きむ 雅舟 9月13日 【花】 キキョウ(キキョウ科) 【花言葉】 変わらぬ愛 気品 【短歌】次に咲くその次に咲く蕾もちキキョウむらさき凛として立つ 鳥海…

明日の高瀬万葉

万葉の歌姫・岡本三千代が歌ってくれた後に、解釈・鑑賞です。

俳祖・山崎宗鑑の墓

宗鑑の墓に花なき涼しさよ 虚子 興昌寺 一夜庵(観音寺市) ↑虚子の句

9月12日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月12日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 釣舟に似てる釣舟草が好き 雅舟 9月12日 【花】 ツリフネソウ(ツリフネソウ科) 【花言葉】 安楽 【短歌】 安らかな記憶にありて藪蔭のツリフネソウとふるさとの家 鳥海昭子 ふ…

母校の校舎変遷

スライド映写予定、40枚の中の17枚

千の風になって

永遠の名曲 それは 千の風になって 私たちを 励ましてくれる

9月11日 誕生日の花・花言葉・万葉歌

9月11日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)満洲の荒野なつかし蕎麦の花 雅舟 9月11日 【花】 ソバ(タデ科) 【花言葉】 あなたを救う 【短歌】山畑の雪降る前のソバの花祈りのような白さなりけり 鳥海昭子 蕎麦どころとい…

minminさん玉すだれ他四句+献句

欅坂抜け行く風や玉すだれ 干しものを広げる指に秋の風 断捨離をすべき部屋なり秋の風 着信音高く聞こえし夜長かな 石山の石より白し秋の風 ~芭蕉「奥の細道」の途次に~

9月10日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月10日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 何ゆえに治癒か知らねど吉野葛 雅舟 9月10日 【花】 クズ(マメ科) 【花言葉】 治癒 【短歌】風の道ひろがりながらクズの葉をしろがねいろに山渡りゆく 鳥海昭子 山の斜面に広…

今、終わったばかりの「田野々雨乞い踊り」

平成24年9月9日、香川県観音寺市大野原町五郷田野々の雨乞踊りの様子 〈香川県指定無形民俗文化財〉 その昔薩摩法師の伝えたる雨乞い踊り今も絶やさず 伝統の雨乞い踊り踊り継ぐ山間僻地に老いも若きも

季語「蜻蛉」の句

NHK俳句(九月九日)入選句より 日本の秋の精霊蜻蛉かな 蜻蛉 とんぼ とんばう あきつ やんま 麦藁とんぼ むぎわらとんぼ 鹽辛とんぼ しおからとんぼ 墨とんぼ すみとんぼ 精霊とんぼ しょうりょうとんぼ 青とんぼ あおとんぼ 黄やんま きやんま 山蜻蛉 やまと…

9月9日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月9日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花宿砂信頼という落し物 雅舟 9月9日 【花】ハナシュクシャ(ジンジャー)(ショウガ科) 【花言葉】 あなたを信頼します 【短歌】今日を信じあなたを信じてジンジャーの花の白さに…

9月8日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月8日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 明日は人迎える準備玉簾 雅舟 9月8日 【花】 タマスダレ(ヒガンバナ科) 【花言葉】 潔白な愛 【短歌】十日目の旅の便りは庭さきのタマスダレ咲くところで読みぬ 鳥海昭子 あの人…

蕪村寺二基の句碑

門を出れば我も行人秋のくれ 蕪村 芭蕉の境涯句「この道や行く人なしに秋の暮れ」を下地にして詠まれている。芭蕉の孤独感に比べると、人への親しみが感じられる。人とは芭蕉を念頭に置いているかもしれない。一歩わが家の門を出れば、私もまた一人の旅人、…

フランス人にレンク(連句)を紹介

やがて来るフランス俳人に連句の一つも紹介したいと思っています。 下に掲げる連句は、20年ほど前、職場の同僚と巻いた歌仙の一つです。 その他、数十巻、大切に保存しています。

9月7日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月7日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) イヌという名を冠せらる花いとし 雅舟 9月7日 【花】 コルチカム(イヌサフラン科) 【花言葉】 回顧 努力 【短歌】イヌサフラン名のさみしくて近づけば涙をつつんでくれそうな花 鳥…

万葉の歌を「西本願寺本」で読む

9月万葉講座は、有間皇子にまつわる挽歌を万葉仮名で読みます。 磐代の浜松が枝を引き結び真幸くあらば亦かへり見む(巻2ー141) 家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る(巻2ー142)

ドナルド・キーン『百代の過客』

ドナルド・キーン著・金関寿夫訳『百代の過客』 ~人間の本質は日記に現れる~ ありきたりの日記文学の概説ではない。文学者でない一般の人々の日記・紀行文を78編を選び、そこに流れる「永遠の旅人」を位置づける。芭蕉が『奥の細道』の冒頭で述べた「月日…

今月の源氏物語は「絵合」

アーサー・ウェーレの源氏物語『The Tale Genji』をオーストラリア交換留学生ジャスティーンに講じたのは25年も前のことになります。

時間過ぎまた時間過ぎ

小学5年生某君の句集より秋の句30句を抜粋してみました。

涼野海音氏の俳句鑑賞文

俳誌『樫 KASI』73号に掲載されている涼野海音氏の執筆した俳句鑑賞文を紹介します。 これはこの俳句会代表森田智子第四句集『定景』を読んで、一句鑑賞、共鳴5句の紹介になっております。 遮断機にさえぎられたる初景色 この一句を選び「季語のもつ底力に圧…

准看学生に俳句を作らせる

本日の国語の授業では「俳句」を作らせました。突然、降って湧いたことですが、 秋の季語を使って、五七五にまとめる、小学生でもできる日本語学習(文学の授業)です。平均年齢26歳ですから、初めての経験ではないでしょう。 これも、やがて来るフランス俳人…

9月6日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

(上が夕顔、下が夜顔) 9月6日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 妖艶と言ふには少しためらはる 雅舟 9月6日 【花】 ヨルガオ(ヒルガオ科) 【花言葉】 妖艶 【短歌】 裏庭の小暗くなればヨルガオの怪しく白く人知れず咲く …

9月5日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月5日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) オニバスは神秘広げて天高し 雅舟 9月5日 【花】 オニバス(スイレン科) 【花言葉】 神秘的 【短歌】 なんとまあ鬼蓮という名をもらいいのちの力水面をおおう 鳥海昭子 直径が三メ…