万葉集
さらさらと 筆ペンで書く 万葉恋歌
鞆の浦 瀬戸内海の対岸 香川県三豊市高瀬町「むろの木」 ゜ 大伴旅人の亡妻哀傷歌に詠まれた「室の木」はネズ(ネズミサシ)と推定される。 起 我妹子が見し鞆の浦の【むろの木】は常世にあれど見し人ぞなき(巻3ー446) 鞆の浦の礒の【むろの木】見むごとに相見…
万葉集に詠まれた大伴旅人「鞆の浦」の歌 大林宣彦 筆 大岡信 筆 やなせたかし 筆
仏足跡歌 仏足石歌の歌体はすべて五・七・五・七・七・七の6句からなり、6句目はその前の5句目を言い換えたものが多く、この歌体は結句を繰り返して歌う上代歌謡に起源を持つと言われる。この歌体が見られるのは『古事記』『万葉集』『播磨国風土記』で、そ…
カエデ科カエデ属の落葉高木の楓(かえで)は、万葉の頃には「かへるで」と呼ばれてた。「かへるで」は葉の形が「かへる(蛙)」に似ていたことで名づけられた。 我が宿にもみつ蝦手見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし(巻8-1623) 子持山若かへるでのもみつま…
瀬戸大橋遠望 この浜に漂着した死者を詠んだ人麿作万葉の長歌・反歌を刻んだ歌碑がある。
【柿本人麿歌碑】 沙弥島で詠んだ和歌(長歌・反歌二首)が刻まれている。 ~沙弥島のナカンダ浜~ 【柿本人麿碑】 沙弥島の北端にある人麻呂岩は,人麻呂が沙弥島に漂着の際,死者”を見た場所といわれている。ここに中河与一の建てた人麿碑がある。 ~沙弥島…
瀬戸大橋、香川県坂出の沙弥島、万葉の人麻呂歌碑、中河与一の文学碑 讃岐坂出沙弥島の柿本人麻呂の歌碑、中河与一の文学碑
万葉植物は150種くらいある。
香川県坂出 万葉名画50点展示中 高齢者は無料 沙弥島で万葉日本画展、10月18日より後期の展示が始まりました。 松を結ぶとは、はたしてこんなにしたのか疑問ですね。
坂出市 沙弥島 柿本人麻呂 万葉歌碑を訪ねる 中河与一・幹子 「愛恋無限」 ふるさと沙弥島に寄せて
小説「比翼塚」 剣持雅澄 新居の落成祝いの宴会があった。天皇は自ら琴を弾かれ、皇后は立って舞われた。舞が終わったが、皇后は礼事を何も言われなかった。当時の風俗は宴会のとき、舞う人は舞い終わると、その座の長に向かって「娘子を奉りましょう」と言…
自然に誘発された心中をさりげなく詠んだ万葉歌を映像化
国宝 松島瑞巌寺境内のキササゲ↓ (3年前に愚息と訪れた時に撮影) 「木・秋」(木扁に秋の会意文字、漢名)これはキササゲ 万葉集の「久木」は、①アカメガシワ②キササゲの両説がある。 ここでは②キササゲ(漢名「木・秋」)に関する映像を紹介する。
万葉では 雨が「零(ふる)」と表記した。十数年間続けた万葉講座、今月の 今日も【万葉仮名】で読んで、充実した2時間であった。受講生の平均年齢 80歳前後、10人ほどの女性、きわめて熱心である。 『西本願寺本万葉集』による【零(ふる)】 今日も又雨は零る…
(無長・中井虎男先生遺筆) 千万の軍(いくさ)なりとも言挙せず取りて来ぬべき男とぞ念ふ (万葉集巻6-972) 高橋虫麿 [題詞]四年壬申藤原宇合卿遣西海道節度使之時高橋連蟲麻呂作歌一首[并短歌] (天平四年(732)、藤原宇合が西海道節度使に任命された時に作っ…
蓴(ぬなは)=蓴菜 (ジュンサイ) 澄んだ淡水の沼や池に生える多年草の水生植物。 葉や茎はぬるぬるした寒天のような物質に覆われ、花期は夏。 あが心ゆたにたゆたに浮ぬはな辺にも沖にも寄りかつましじ 作者不詳 巻7-1352 (付) 永訣の朝 宮澤賢治 …… 青い蓴…
香川県三豊市山本町辻東中、毘沙門天境内 建立年月は昭和十五年十月。皇紀二千六百年記念碑 御民吾生有験 御民吾生ける験(しるし) 在天地之栄時 あり天地の栄ゆる時 爾相楽念者 にあへらく思へば 『万葉集』 巻6ー996 雑歌。 天皇の民である私は、生きてい…
高橋虫麻呂,藤原宇合、羈旅,送別,大夫,天平4年8月17日 『万葉集』 巻6-972 四年壬申藤原宇合卿遣西海道節度使之時高橋連蟲麻呂作歌一首并短歌 右檢補任文八月十七日任東山々陰西海節度使 千萬乃 軍奈利友 言擧不為 取而可来 男常曽念 ちよろづの いくさ…
惟神(かむながら) 三豊市菅生神社 門柱の万葉歌 『万葉集』 造酒歌 酒を造れる謌一首 (巻17-4031) 奈加等美乃 敷刀能里等其等 伊比波良倍 安加布伊能知毛 多我多米尓奈礼 中臣の太祝詞言云ひ祓へ贖ふ命も誰がために汝 大伴宿祢家持作之
菅生神社の境内にある左右一対の万葉歌碑 香川県三豊市山本町辻 三豊市山本町菅生神社門柱左右に『万葉集』の歌一首ずつ刻まれている。 人倫 たらちねの母に障らばいたづらに汝も吾も事成すべしや (巻11ー2517 作者未詳) 惟神 中臣の太祝詞を言ひ祓へ贖ふ命…