2014-10-27から1日間の記事一覧
生き物の如くに川の流れゆく白波常に形変じて 雅舟 拙作「小説 讃岐曼荼羅」 より 前日まで吹き荒れた風はなぎ、瀬戸は鏡のように穏やかに波静かで、小春日和の温かさです。怒濤を乗り越えて讃岐へ渡ると言えば、この場にふさわしいのでしょうが、海人小舟は…
母 信子の「遺稿」 剣持雅澄 母信子は昭和四十二年九月二十六日三豊病院で病死した。生年月日は明治三十七年三月三十一日(繰り上げ)なので享年は六十三歳六ヵ月(満年齢)。 見果てぬ夢は香川菊池寛賞受賞であって、これはその悲願を昭和五十六年第十六回「俳…
野の花は今日九重に匂ひ出で我が故里に命果てなん 雅舟
裁縫専科教員養成所(大正時代)の教養としての習字 「父母のことのみおもふ秋の暮」 蕪村の代表作の一つ。 60才になった時の詩の中に次のような一節がある。 「むかしむかししきりにおもふ慈母の恩 慈母の懐抱別に春あり」
大久保ノブコ (香川県三豊郡豊浜小学校六年) 大正五年夏休み日記
三豊女学校の中に三豊実科高等女学校が併設されていた。 裁縫教員養成所(1年間、小学校専科教員養成)であった。 校長は三女校長石井朝太郎先生が兼任されていた。
10月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 人麻呂の沙弥島に咲く嫁菜かな 雅舟 10月27日 【花】 ヨメナ(キク科) 【花言葉】 隠れた美しさ 【短歌】 朝冷えは来ていたるなり初花のヨメナのひとつなつかしく咲く 鳥海昭…