2013-03-26から1日間の記事一覧

放哉を頼った井上一二(小豆島の俳人)

土庄町渕崎井上文八郎(俳号、一二)、明治18年1月20日生れ。妹シン、その娘二子、その娘佳津子(昭和16年生)。当時渕崎村。醤油業を営み、裕福。放哉の面倒をみることになる。ただ、初めのうちは、感情的にぎくしゃくしたところがあったらしい。 吉村昭『海も…

連翹の俳句

有名俳人の「連翹」句 連翹や黄母衣の衆の屋敷町 炭 太祇 連翹に一閑張の机かな 正岡子規 連翹に見えて居るなり隠れんぼ 高浜虚子 連翹のまぶしき春のうれひかな 久保田万太郎 行き過ぎて尚連翹の花明かり 中村汀女 連翹の奥や碁を打つ石の音 夏目漱石 連翹…

しばらくは「連翹の島」の譜

「連翹の島」とは、小豆島の別名です。普通はオリーブの島ですが、私はこのように呼んで久しいです。数十年前、小豆島在職中、同僚の片本毅先生に小豆島連翹というこの島自生の植物を教えてもらいました。特に私だけを連れて行ってくれた寒霞で、その花の咲…

別当薫、一試合三本のホームラン

1949年(昭和24年)8月10日に行われた大陽ロビンス対大阪タイガース(阪神)13回戦で、阪神・別当薫が29号、30号、31号と3本の本塁打を放った。1試合3本塁打は、当時の日本野球タイ記録だった。 僕は当時小学校6年生、熱狂的阪神タイガースファンだったので、こ…

本日の源氏物語講座は「初音」

原文を写本で読む 新春を迎えた六条院は、この世の極楽浄土の如く麗らかで素晴らしかった。源氏は春の町で紫の上と歌を詠み交わし、新年を寿いだ。紫の上の下で養育されている明石の姫君に生母明石の御方から贈り物と和歌が届き、源氏は娘との対面も叶わぬ…

3月26日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/48/Tulp.jpg 3月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)大地への感謝の形チューリップ 雅舟 3月26日 【花】 チューリップ(ユリ科) 【花言葉】 愛の宣告 魅惑 【短歌】…