2017-04-04から1日間の記事一覧

イブキの島

イブキ島「鯨島」は妖怪伝説の残る不思議な島。 その島で強く生きる一人の少女「イブキ」がいた。 この本は、妖怪たちとイブキ、嫌われ者であった海坊主( 元力士、 伊吹山 )との温かい交流を通じて、「死」とは何かを見つめ直した小説である。

大塚布見子選集第13巻

昭和4年11月30日香川県観音寺市に生まれ。香川県立三豊高等女学校在学中は「形成」同人南信一校長に短歌を学ぶ。東京女子大学在学中、担任の「アララギ」会員藤森朋夫先生に万葉集を学ぶ。雑誌「スタイル」「モダン・ロマンス」に一時勤務、宇野千代、北原…

花大根に逢ひて

3月30日の誕生花 花言葉「適応力」 遠ざかる人まだ見えて花大根 高田正子 見放され故にたくまし花大根 剣持雅俊

その花の名は言わない。

たった一人のあなたの名は言わない 自惚れの花にてありし日は夢幻の昔日

ウミネコよ

いつも来るふる里浜辺に海猫は無為徒食にて今日の日終える

松葉牡丹?

リビングストン デージー 小豆島の乙女のように輝ける半世紀越えし青春の絵図 リビングストンデージーは、ハマミズナ科の南アフリカ原産半耐寒性一年草。鉢植え用および暖地の花壇用草花として栽培されている。 メセンと呼ばれる植物群の一つで、同属植物は1…

亀との出会い

浦島の亀とは違ひ川に棲む泥くさい亀群れなしてをり

芭蕉句碑ある我剣持屋敷

遅咲きのつらつら椿剣持苑 芭蕉の句碑は自家製にして 鹿持雅澄

紅八重櫻

塀越しに仰ぐばかりぞ 何人も寄せ付けず咲く紅八重桜 雅子 この家の主を知らずこの花を今年も咲かせる塀際通る 雅子

さざれ石の上の桜

さざれ石 君が代の歌に 事寄せて 寺苑にありて 苔まだ蒸さず

神仏隣のまま花で結ばれ

この村の延命寺と日枝神社 垣根ひとつ門ひとつで神仏隣り 神仏分離の時代を越えて垣根越し桜の枝は宮より寺へ

五花を茶化せば…

四月四日の一人言 ルピナスは形がいいから得をする ガーベラも赤色鎮めおとなしく マーガレット白がやっぱりいいなのに カランコエ下駄の音ではありませぬ 整い過ぎマチスに負けるクレマチス

沙羅双樹の新芽

沙羅双樹の花はまだなり新芽でも見て満足す今日の寺庭

レンギョウ花明かり

小豆島連翹明り眩しくて 雅人 (ショウドシマレンギョウあかりまぶしくて) 高峰秀子遺産は二十四の瞳に寄贈する小豆島はレンギョウの島

海に母 櫻に女 内在す

【海】に「母」 【櫻】に「女」 内在す 雅舟

今月の万葉講座は「桜花」

奈良女子大学五階から若草山を望む 『万葉集』桜の歌70首より 1430: 去年の春逢へりし君に恋ひにてし桜の花は迎へけらしも 1440: 春雨のしくしく降るに高円の山の桜はいかにかあるらむ 1456: この花の一節のうちに百種の言ぞ隠れるおほろかにすな 1457: こ…

4月4日誕生日の花と花言葉・歌句

4月4日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 二輪草気品ただよふ愛らしさ 雅舟 4月4日 【花】 ニリンソウ(キンポウゲ科) 【花言葉】 かわいらしい 【短歌】清純に二輪草白く咲きそろう谷間傾りを風わたりゆく 鳥海昭子 谷あ…