2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

蛭子(えびす)神社

源氏物語「松風」に出てくる「蛭の子」にちなむ「蛭子(えびす・恵比寿)神社」は観音寺市財田川の河口近くにある。かつての船着き場であり、漁業の神様である。 蛭子町は町名改訂で西本町となるいうが、この歴史のある町名が消えるのはいかがなものか。

珍しい地名「蛭子」

蛭子(えびす)町 蛭子(えびす)神社 めでたい恵比寿(えびす)と言い換えられる場合もある。 所在地 観音寺市観音寺町 財田側沿い裁判所西 かつて観音寺港の繋留地、漁業で栄えた土地。海の安全を祈願して信仰篤かった。 『日本書紀』では三貴子の前に生まれ、…

10月22日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋丁字秘めやかにして何かあり 雅舟 10月22日 【花】アキチョウジ(シソ科) 【花言葉】秘めやかな思い 【短歌】秘めやかに思い深める昨日今日アキチョウジ咲くうつむきしまま …

minminさん小鳥来る三句+献句+秋の鳥影

フリーマーケット終はりし団地小鳥来る 訪ね来る人なき一日小鳥来る 幟立つ歴史街道小鳥来る 献句 異土とても住めば都か小鳥来る 自由なる飛翔楽しむ秋の鳥 連れ立ちて消え去りゆきし秋の鳥

叔母の漢詩遺墨を発見

今は亡き叔母詫間(旧姓野口)よりゑ(白羊道人・明治40年丁未生まれ)のしたためた唐紙障子の遺墨に接し、しばし感慨に耽った。 昭和九年甲戌(70年ほど前、本人27歳)に書いたもの。 大野原親戚筋の家に当時のまま大切に保存されていた。 これら4枚の襖書はすべ…

10月22日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋丁字秘めやかにして何かあり 雅舟 10月22日 【花】アキチョウジ(シソ科) 【花言葉】秘めやかな思い 【短歌】秘めやかに思い深める昨日今日アキチョウジ咲くうつむきしまま …

大野原太鼓台勢揃い

妍を競う大野原 太鼓台(ちょうさ)のきらびやかさをご覧ください。 下木屋太鼓 白坂太鼓 下林太鼓 上杉林(かみすぎばい)太鼓 林(はい)太鼓 石砂(いっさこ)太鼓 十三塚太鼓 残水(のこず)太鼓

古墳の上で秋祭り

大野原巨大古墳群(椀貸塚・角塚・平塚)、その一つ平塚の上に「うがみ=雨冠に龍」神社があって、ここでも秋祭の神事が行われた。伝統行事とは言いながら、古墳(お墓)の上で太鼓・神輿が登って行われる秋祭りとは、いかがなものか。

10月21日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 正義感秘めたる人よ竜胆よ 雅舟 10月21日 【花】オヤマリンドウ(リンドウ科) 【花言葉】正義 【短歌】 高原の草丈を己の丈と決めオヤマリンドウ咲きいたりけり 鳥海昭子 多く…

朝顔より夕顔

和歌の世界、また文学の世界で「夕顔」を題材にしたものは、 『枕草子』『源氏 物語』以前には取り上げられていない。 『枕草子』には、 「夕顔は、花のかたちも朝顔 に似て、言ひ続けたるにいとをかしかりぬべき花の姿に、実のありさま ..」とある。 『源…

琴弾八幡宮秋季例大祭

琴弾八幡宮秋季例大祭

10月20日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 今日ひと日心安らぐ麒麟草 雅舟 【花】アキノキリンソウ(キク科) 【花言葉】安心 【短歌】しじみ蝶ふたつまつわる山道のアキノキリンソウそよろともせず 鳥海昭子 二匹のシジミチ…

「いのち」の詩が掲げられていました。

特別養護老人ホームに訪問すると、玄関にこんな詩が 掲げられていました。 いのち アノネ にんげんはねえ 自分の意志で この世に生れて きたわけじゃねんだ だからね 自分の意志で 勝手に死んでは いけねんだよ みつを

10月19日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 大毛蓼そのおおらかさ思いやり 雅舟 10月19日 【花】オオケタデ(タデ科) 【花言葉】思いやり 【短歌】オオケタデ塀越えて咲き一人住むあなたの声の明るく聞こゆ 鳥海昭子 塀…

紫草の白花一輪

初夏の花紫草の返り咲く 万葉植物育てる秋園 茜さす紫野行き標野行き 野守りは見ずや君が袖振る 額田王 (巻1-20) むらさきの匂へる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも 大海人皇子 (巻1ー21)

芭蕉花カルタ

象潟や雨に西施がねぶの花 芭蕉 ねぶ=合歓(ねむ) 一家に遊女もねたり萩と月 芭蕉

花「ホトトギス」

誇りかに今日誕生花ホトトギス ホトトギス佳名いただき誇りかに泰然自若咲き盛りをり 「永遠にあなたのもの」と花言葉時鳥となり飛び来たれと思ふ

渋柿も干し柿にして

我が家の柿推定樹齢二百年 幼き日のままの大木我が家の柿 柿の木の家に育ちて老いを知らず どこもかも柿豊作で持て余す 渋柿も干し柿にして舌鼓 どこやらの干し柿名産紅柿

今月の源氏物語講座は「松風」

テキストは青表紙本 東の院が美々しく落成したので、 花散里 ( はなちるさと ) といわれていた夫人を源氏は移らせた。西の対から 渡殿 ( わたどの ) へかけてをその居所に取って、事務の扱い所、 家司 ( けいし ) の詰め所なども備わった、源氏の夫人…

10月18日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 永遠の声を届けるホトトギス 雅舟 【花】 ホトトギス(ユリ科) 【花言葉】 永遠にあなたのもの 【短歌】 尋ねても言うてもならぬ事がある花ホトトギス風にうなずく 鳥海昭子 口に…

10月17日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 藤袴あの日あのことあの人よ 雅舟 10月17日 【花】フジバカマ(キク科) 【花言葉】あの日のことを思い出す 【短歌】些細なることにてありき本日のためらい捨ててフジバカマ咲く…

10月16日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a3/Eupatorium_makinoi1.jpg/445px-Eupatorium_makinoi1.jpg 10月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ひそと咲く鵯花の清楚さよ 雅舟 10月16日 【花】 ヒヨド…

観音寺ちょうさ祭り案内

宗鑑・一夜庵へ 俳人たちの短冊

花にあかでたとへばいつまでも一夜庵 野梅翁(西山宗因) 花ぬらんや第二第三の琴引山 一時軒唯中(岡西唯中) 一夜庵生て讃州造化はなたかき 木畑定直 犬筑波さわらざりけり法の月 榎並貞因 ままよ世は夏の一夜のかりの庵 北村季吟 百余年花の夢人一夜庵 武村…

宗鑑愛用の硯

山崎宗鑑愛用の「銅雀台瓦硯」 康和2年{(1099)堀河天皇の時代、当時の中国の皇帝「哲宗元祐帝」が、焼け落ちた展望台の瓦を文房具の硯として作らさせた瓦硯。その展望台とは、三国志の時代、魏の曹操が築いたとされる「銅雀台」である。 室町時代の連歌師・…

ミンミンさん鰯雲三句+献句

客眠る各駅停車鰯雲 ビル街の四角き空の鰯雲 「市」と呼ばる故郷の村鰯雲

10月15日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 紫苑とは遠くの人を想う花 雅舟 10月15日 【花】シオン(キク科) 【花言葉】追憶 遠くの人を思う 【短歌】戦死公報とどきたる日の新妻と庭のシオンが濡れて揺れいき 鳥海昭子 …

豊浜太鼓かき比べ

宗鑑研究松尾明徳宛ハガキ

宗鑑400年忌(昭和25年)を主催した松尾明徳宛の連絡通知ハガキ数葉を公表。 松尾明徳 一夜庵・俳祖山崎宗鑑宗統二十四世。 明治時代に宗鑑の俳諧関係の研究・唱導をした人。松尾宗石と号して、「至善園」とも称された。 荒井とみ三(1902~1971)昭和 の漫画家…

柿の名だけを並べた名句

☆俳句は、定型の中に掬い取られた季節の記録である。