芭蕉、生活の句


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          今月の芭蕉講座で    
  ①月雪とのさばりけらしとしの昏→雪月花のような自然にのめりこむ生活。
  ②露とくとく心みに浮世すゝがばや→浮世離れした生活へのあこがれ。
  ③寺に寝て誠がほなる旅ねかな→僧のように寺に寝て、俗気を清めたい。
  ④木がらしの吹行うしろ姿哉→旅する師へ惜別、または師出立の決意。
  ⑤小鯛さす柳涼しや海士がつま→旅中、漁師の妻への共感。
  ⑥花の陰謡に似たる旅ねかな→旅宿で情深くもてなしてくれる。