2015-09-27から1日間の記事一覧
名月下今宵逢ひたる人とまた 来年今宵逢ふを誓へり その人の名は胸奥に秘めてあり もののあはれを知る人なれば
田児の浦ゆうち出でて見れば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける 山部赤人
コスモスや海少し見ゆる邸道 萩原朔太郎 瀟洒な「邸(やしき)」の建ち並ぶ 道を散策している。塀沿いにはコスモスの花が可憐に咲き、風に揺れている。小高い丘陵にある邸道からは、「海」が「少し見ゆる」というロケーション。視覚的にしっかりと構成されて…
歌聖柿本人麻呂 『万葉集』(巻二)に讃岐で死人を嘆く歌があり、続いて石見国鴨山での自らの挽歌が残されているため、官人となって各地を転々とし最後に石見国で亡くなったとみられるのが普通である。 この辞世歌については、人麻呂が自身の死を演じた歌謡劇…
「~かどうかが」と言ってほしい。 NHKアナウンサー他、一般に「~か(どうか)が問題になっています」のように (どうか)は省略して言っているようだが、気になってしかたない。 「~かどうかとちゃんと言ってほしい。「どうか」を省いてもどれだけ時間の節…
9月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)萩の家ここには女居りません 雅舟 9月27日 【花】ハギ(マメ科) 【花言葉】思い 清楚 【短歌】咲き初めしハギ叢を縫うしじみ蝶ひとつふたつのもの想いあり 鳥海昭子 秋の七草の…