2013-05-25から1日間の記事一覧

無題(十五)

小豆島には馬越という地名があって、その名を聞いただけでロマンを感じる。 「眺めがいいから、先生一度行ってみてください」と教え子に勧められた。 私が島のあちこちの風景画を描いていることを知っている女生徒のことばであった。 島バスと言って、島民…

満蒙開拓青少年義勇軍香川県送出野口中隊誌

戦時中「義勇軍」という国策の元に、若者を大陸侵略に駆り立てた記録。 第五次昭明の中隊誌、及び関連中隊の中からいくつかの参考資料を抜き出した。 一部片鱗に過ぎないので、説明不足で分かりにくいだろうが、ご了承いただきたい。 意のあるところを汲み取…

薔薇盗人…花は盗っても罪になりませぬ…

浅田次郎 『薔薇盗人』 新潮社 親愛なるダディと、ぼくの大好きなメイ・プリンセス号へ」──豪華客船船長の父と少年を つなぐ寄港地への手紙。父の大切な薔薇を守る少年が告げた出来事とは── 「薔薇 盗人」 リストラされたカメラマンと場末のストリッパーのつ…

稲積山の歌碑群

以上の句碑・歌碑・文学碑、この土地とは何の関係もありません。

無題(十四)

どういう題名でしたか、「耳には行行子 頬にはひかり」というフレーズが最後にくる草野心平の詩が思い出されます。最近、野辺に出ると、ちょっとした川辺の草むらに「ギョギョシ、〃 〃」と葦切りの鋭くけたたましい鳴き声がします。 新任の小豆島で三年目、…

5月25日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

5月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 清らかさ通じずとても霞草 雅舟 5月25日 【花】 カスミソウ(ナデシコ科) 【花言葉】 清い心 思えば思われる 【短歌】それとなく宥められいて霞草ひとりの部屋にふんわり活け…