2012-12-26から1日間の記事一覧

塔和子『いのちと愛の詩集』

塔和子いのちと愛の詩集 角川学芸出版 十三歳でハンセン病を発病、十四歳で小さな島の療養所に隔離された苛酷な現実も、塔和子の豊かな命の泉を涸らすことはできなかった。人間とは、生きるとは、命とは、愛とは…自らの生の根源を見つめ、闇の中から希望の光…

永遠の女性・あなたは撫子

万葉の花はあなたと一途におもふ 撫子貴女 あんな男のどこがいい(妬みのてふの身ぞつらき) 万葉の花「撫子」 野辺見れば 撫子の花 咲きにけり わが待つ秋は 近づくらしも 作者不詳 秋さらば 見つつ偲へと 妹が植ゑし屋戸の撫子 咲きにけるかも 作者不詳 わが…

ハンセン病文学作品

~碑ではなく紙碑である~ 2013年2月2日 菊池寛文芸講座のテーマ テーマ1 ハンセン病文学 ①島比呂志「奇妙な国」 『奇妙な国』(1959年発表)は評論家川村湊によって「北条民雄の『命の初夜』以来の秀作」と激賞された。一見ユーモラスな語り口であり…

12月26日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

12月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)告白の相手なけれど冬ベゴニヤ 雅舟 12月26日 【花】フユベゴニア(シュウカイドウ科) 【花言葉】愛の告白 【短歌】ひめやかな片想いなどありましてフユベゴニアを育てていま…