俳祖・宗鑑

臨済宗興昌寺

11月3日は、興昌寺で毎年宗鑑忌を営んでいます。 観音寺市八幡町 禅宗 臨済宗東福寺派 興昌寺 境内にある俳祖宗鑑終焉の地【一夜庵】

宗鑑法師の供養塔

文化の日 宗鑑逝きて 462年 文化の日 一夜庵には人訪れず

これが一夜庵

俳祖山崎宗鑑の一夜庵 文化の日には宗鑑忌

行成、世尊寺流【宗鑑の筆跡】

宗鑑の遺筆 興昌寺保存のもの「紫金仙勧進帳」「徳寿軒宛書簡」「和漢朗詠集(菊)」「短冊句(かし夜着の)」と数は少ない。巷間に流布されているものは数多く、全貌を掴めていない。広く宗鑑の筆跡は珍重されている。最も多く収集保存されているのは、出身地草…

宗鑑書法「世尊寺流」

俳祖宗鑑の書法は「世尊寺流」 そもそも、世尊寺流(せそんじりゅう)とは、平安時代の藤原行成を祖とする和様書道の流派。小野道風、藤原佐理の後を受けて上代様の書風を完成し、三蹟とされる。 書風は、世尊寺様とも呼ばれ、宮廷や貴族などでは最も権威あ…

バーチャル連句

バーチャル連句について 「バーチャル」とは、コンピュータ用語で「仮想の」という意味である。 連句を巻くのにブログ仲間の不遜こと晴生氏が「俳聖芭蕉」、私雅舟が「俳祖宗鑑」の役割で両吟を完成させた。捌・晴生氏。 かつて芭蕉は多くの俳人・弟子たちと…

俳祖山崎宗鑑

俳祖山崎宗鑑、その終焉の地観音寺「一夜庵」 俳聖松尾芭蕉、その師北村季吟、合点をもらった平田正澄(大野原)

日本最古の俳蹟「一夜庵」の中

明日講演予定「一夜庵と宗鑑」

【俳祖・山崎宗鑑】が晩年を過ごした【俳蹟・一夜庵】 観音寺市八幡町 香川県観音寺市禅寺興昌寺境内に【一夜庵】がある。日本最古の俳蹟で、 500年前になる。俳諧連歌師山崎宗鑑が晩年を過ごした草庵である。 近代俳句、江戸俳諧の前になる中世室町時代末期…

禅寺の座禅の予定

座禅するその気もなくてその予定じっと見ている煩悩の我 雅

一夜庵と宗鑑

若葉の一夜庵

俳祖宗鑑 《文学史上の位置づけ》

宗鑑の庵前に掲げられていた看板 これで「一夜庵」と呼ばれた。 達筆だった宗鑑の直筆 俳諧連歌 前句付 宗長の宗鑑評価が伺える。

我が郷土の誇り【俳祖宗鑑】

宗鑑の自刻像と伝えられる。(木造、興昌寺蔵) 宗鑑が姿を見れば餓鬼つばた 近衛殿 近衛殿の「宗鑑が姿を見れば餓鬼つばた」と遊ばしけるを 思ひ出でて 有難き姿拝まんかきつばた (芭蕉の猿宛書簡) このように芭蕉は宗鑑のやつれ姿に同情し、敬愛の念をこめ…

小西帯河の業績

小西帯河(天明2年没、55歳)の俳諧作品と業績 ①『華洛日記』 妻みちと共に旅した京都紀行文・俳句 ②「二ッ笠」序は竹阿。帯河・青玉の合著。反笠の宗鑑、檜笠の芭蕉を対比。 ③「早苗塚」序は帯河。芭蕉の発句短冊「早苗とる手もとや…」真蹟の紹介。 ④宗鑑200…

宗鑑の一夜庵

日本最古の俳蹟興昌寺境内「一夜庵」は宗鑑終焉の地 香川県観音寺市八幡町 宗鑑の墓碑↓ 供養塔↑

宗鑑の一夜庵

上掲の【宗鑑・一夜庵に関して】 (4/28) 豊中町で講演予定

俳諧連歌師宗鑑

【宗鑑】 俳祖。室町末期の俳諧連歌師。正確には「生没年未詳」とされるが、通説では、寛正6年(1465)生~天文22年(1553)没。洛西山崎(京都府大山崎町)に住したことから山崎宗鑑と呼ばれる。俳諧撰集『俳諧連歌抄』(江戸初期版本では『犬筑波集』)の編者と伝…

山崎宗鑑略伝

日本最古の短歌の俳句化 (いずれも宗鑑直筆)

山崎宗鑑伝

山崎宗鑑 (掲出の写真は『俳諧名作集(潁原退蔵著))による) 連歌師・俳諧作者。 生没年未詳。洛西山崎(京都府大山崎町)に住したことから山崎宗鑑と通称される。俳諧撰集『誹諧連歌抄』(江戸初期版本では『犬筑波集』)の編者として伝えられ、同時代の…

沓音天神

「沓音天神」の由来 菅原道真をお祭りする「天神さん」は全国にわたり、12000社余りある。そのほとんどは学問の神様として祀られている。元来、道真にまつわる怨霊封じに始まり、天の神・天神となり、農耕神としての信仰にもなってきた。 我が郷土観音寺の八…

来月の講演は【宗鑑と一夜庵】

私の十八番「俳諧の祖」宗鑑について豊中で語る予定(4/28) 宗鑑は天神さん(菅原道真)の感化・影響を受けた名筆家・文化人

宗鑑の遺墨

『和漢朗詠集』より 三月尽 亭氏院歌合の歌 竹院に君閑かにして永日を銷すならん 花亭に我酔うて残んの春を送る 白氏文集 律詩の中の二句 竹院君閑銷永日 花亭我酔送残春 古今和歌集・春歌 けふのこと春を おもハぬ時だにも たつ事やすき 花のかげかは

久しぶりに一夜庵へ

来月は三豊市で「一夜庵と山崎宗鑑」と題して講演を予定しています。

俳句の始まりはここ…

(俳祖?)山崎宗鑑 伝承多く、尽きぬ謎あり。ただし、地元は信仰す。 連歌師・俳諧作者。 生没年未詳。洛西山崎(京都府大山崎町)に住したことから山崎宗鑑と通称される。俳諧撰集『誹諧連歌抄』(江戸初期版本では『犬筑波集』)の編者として伝えられ、同…

名刹興昌寺の紅梅

紅梅や 些細な咎は皆忘れ 雅人

風の碑⑲興昌寺山宗鑑墓址句

一夜庵・宗鑑墓碑のあるのは興昌寺山である。 ほぼ山巓に近く、宗鑑の墓址がある。

風の碑⑱一夜庵来客への立札

風の碑1俳諧師宗鑑

風の碑1俳諧師宗鑑 500年の俳諧史の嚆矢をなす山崎宗鑑の終焉の地【一夜庵】 一夜庵保存会

冬紅葉下の一夜庵

⑥ 【俳句】千の風冬紅葉下の一夜庵 雅舟 【短歌】これまでに誰も捉えることのなき冬紅葉又千の風歌 雅人