泡立草もく咲く線路曲がり角ここで死ぬのは止めてください 予讃線大きく曲がるこの辺り死へ誘惑の気が立ち込めて

① 青鷺逃げる ここで寝るつもりでいたに人影に警戒をして逃げて往にけり ②白鷺逃げる 格好の木蔭に寝ぐら求めたるに私を怪しみ逃げてゆきけり

夕間暮れ花稲海岸ウミネコたち羽つくろつて夜を迎えんとす 夕焼けというにあらねど明日もまた雨の降らない一日であれ

泡立草今日の花なれば心置きなく咲け 嫉みの蝶の身は辛くとも 雅人

『万葉集』で尾花・すすきを詠んだ歌 1538: 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花 1564: 秋づけば尾花が上に置く露の消ぬべくも我は思ほゆるかも 1572: 我が宿の尾花が上の白露を消たずて玉に貫くものにもが 1577: 秋の野の尾花が末を押し…

今もなほ「ふるさと」の川そのままに残りてこころ満たさるるなり 古義軒

烏とは品位の違う鳶かな

溌剌とまた密やかに秋の蝶 雅子

酸漿(鬼灯)(ホオズキ)は吾が掌中の珠なりき 雅人

１０月２０日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句) 今日ひと日心安らぐ麒麟草 雅舟 【花】 アキノキリンソウ(キク科) 【花言葉】 安心 【短歌】 しじみ蝶ふたつまつわる山道のアキノキリンソウそよろともせず 鳥海昭子 二匹のシジ…