2012-08-24から1日間の記事一覧
『俳句のジャポニズム ク―シューと日仏文化交流』柴田依子著より 二十世紀初頭、若きクーシューは世界周遊給費生として来日、日本の俳句と和歌に魅了された。さらに日本再訪を果たし、帰国後『アジアの賢人と詩人』を刊行する。蕪村その他の俳句を仏訳した…
宗鑑、守武は 和歌・連歌の美学に対抗する意識で滑稽・俗の美学を追求した俳祖。 それは最も日本的な俳諧の根源を樹立したものとして評価すべきものである。 俳諧の祖として知られる戦国の連歌師 山崎宗鑑が晩年を暮らした日本最古の俳蹟. 一夜庵(観音寺市…
糸瓜忌に合わせ糸瓜の育ちゐて 雅舟 糸瓜忌にフランス人の来ると言ふ 雅舟 仏人を待ちかねてゐる糸瓜かな 雅舟
文月や六日も常の月に似ず はせを 七月六日夜、直江津の宿で土地の俳人と巻いた連句の発句である。 「六日も」で言外に翌日の七夕祭をこめ、ほのぼのとした艶の余情を捉えてい る。「文月」は旧暦七月で、七夕月、星合月ともいう。 昨夜旧暦七月六日の半月(…
8月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)烏瓜種の形が結び文 雅舟 8月24日 【花】 カラスウリ(ウリ科) 【花言葉】 よき便り 【短歌】いい便りありそうな日のカラスウリ手のとどかない高みに赤し 鳥海昭子 カラスウリの…