俳諧・俳句の接点

宗鑑、守武は 和歌・連歌の美学に対抗する意識で滑稽・俗の美学を追求した俳祖。
それは最も日本的な俳諧の根源を樹立したものとして評価すべきものである。 
 
 俳諧の祖として知られる戦国の連歌師 山崎宗鑑が晩年を暮らした日本最古の俳蹟. 一夜庵(観音寺市・興昌寺)を有する香川県子規虚子、碧梧桐をはじめ多くの俳人を 輩出した俳都 松山を有する愛媛県を中心に欧州俳人たちとともに四国を巡られる予定。
 
 在来の古風な俳諧・俳句の革新を唱え、実践した近代俳人の俳句観には悖る我が郷土の原初的俳諧墨守に対して、どれほどの理解が得られるか、心もとない。それはそれなりに受け入れた上で、史的展開の原点を無視することのないよう、関係者の受容力を期待したい。
 
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