近江大津京と万葉集

 近江宮は、飛鳥時代天智天皇近江国滋賀郡に営んだ都。天智天皇6年(667年)飛鳥から近江に遷都した天皇はこの宮で正式に即位し、近江令庚午年籍など律令制の基礎となる施策を実行。天皇崩後に朝廷の首班となった大友皇子弘文天皇)は天武天皇元年(672年)の壬申の乱大海人皇子に敗れたため、5年余りで廃都となった。    『万葉集』の中で最も人気のある相聞歌 …道ならぬ恋
 あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(巻1-20)  額 田 王
 紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我れ恋ひめやも(〃21)  大海人皇子
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