万葉の花「萩」咲き初む

 
  咲き染めし白萩露を身に浴びて   雅舟
 
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 2126: 秋萩は雁に逢はじと言へればか声を聞きては花に散りぬる
 
 2127: 秋さらば妹に見せむと植ゑし萩露霜負ひて散りにけるかも
 
 2142: さを鹿の妻ととのふと鳴く声の至らむ極み靡け萩原
 
 2143: 君に恋ひうらぶれ居れば敷の野の秋萩しのぎさを鹿鳴くも
 
 2144: 雁は来ぬ萩は散りぬとさを鹿の鳴くなる声もうらぶれにけり
 
 2145: 秋萩の恋も尽きねばさを鹿の声い継ぎい継ぎ恋こそまされ