2017-02-16 鴨を詠んだ万葉歌 万葉歳時記 #短歌 鴨を詠んだ万葉の歌 1451: 水鳥の鴨の羽色の春山のおほつかなくも思ほゆるかも 2833: 葦鴨のすだく池水溢るともまけ溝の辺に我れ越えめやも 3090: 葦辺行く鴨の羽音の音のみに聞きつつもとな恋ひわたるかも 3524: まを薦の節の間近くて逢はなへば沖つま鴨の嘆きぞ我がする 3525: 水久君野に鴨の這ほのす子ろが上に言緒ろ延へていまだ寝なふも 3649: 鴨じもの浮寝をすれば蜷の腸か黒き髪に露ぞ置きにける