萩の古枝

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            「萩」の万葉歌は、花の中で最も多い142首
     その中で萩の枝葉等を詠んだ歌は5首のみ
万葉集』に詠まれた萩は142首。花以外の歌は次の数首。
1364: 見まく欲り恋ひつつ待ちし秋萩は【花のみ】咲きてならずかもあらむ
1365: 我妹子がやどの秋萩花よりは【実】になりてこそ恋ひまさりけれ
1431●百済野の萩の【古枝】に春待つと居りし鴬鳴きにけむかも
1536: 宵に逢ひて朝面なみ名張野の萩は散りにき【黄葉】早継げ
1575: 雲の上に鳴きつる雁の寒きなへ萩の【下葉】はもみちぬるかも
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●万葉仮名でこのように記されている。
結句動詞・助動詞はほとんど鳥扁の文字 「鳴・鶏・鵡・鴨」を重ねて遊んでいる。
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