柏木臨終に夕霧の見舞い

 夕霧が心配して見舞いにやってくると、柏木はそれとなく源氏の不興を買ったことを告げて、夕霧からとりなしてほしいと頼んだ。兄弟たちも皆悲しむ中で柏木はとうとう死去。(因果応報の思想の暗々裏に漂わせる作者の意図か)
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                                  (下書きがあったようだ)
柏木(二)
 柏木は、源氏の君の正妻・女三の宮との密通事件の後、重い病に臥せていた。場所は柏木邸。病の床に臥す柏木は、見舞いに来た幼な友達の夕霧に後事を託し、間もなく死に赴く暗示。