今月の源氏物語講座は「紅梅」

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   『源氏物語』紅梅の巻
 「紅梅」は女のような名前だが、頭中将の次男。母は桐壺帝の右大臣の四の君。
源氏物語』第43巻「紅梅」の中心人物となる。 後世の人により「紅梅大納言」と称されている。柏木、弘徽殿女御は同腹の兄弟。 明るく利発な性格で、幼少の頃から美声で知られる。
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       紅梅大納言、紅梅の枝に文を結び送る。婿候補を口説くのである。
 
源氏物語』全54帖の第43帖「紅梅」。【紅梅大納言】は亡き柏木の弟・按察使大納言は髭黒大将の娘・真木柱と結婚しているが、前夫人との間に二人の姫君があり、真木柱の連れ子・東の姫君とも一緒に暮らしていた。姉は東宮へ入内させ、妹は匂宮へと大納言は望んだが、匂宮は東の姫君に関心を持っていた。母・真木柱は良縁ではあるものの、匂宮の多情な性格を案じるのだった。