二宮金次郎像

 
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 今年度発足した観音寺市立観音寺小学校には観南小の二宮金次郎像がそのまま移された。「至誠」とある。昭和17年建立のもので、すでに72年経っているもの。
 
 『報徳論』 二宮仕法の実践は、「至誠」を根本におき、その上で「勤労」と「分度」と「推譲」を行うことが基本だと記されている。この四つの考え方が報徳思想の四本柱。中でも特に「至誠」が二宮仕法を実践していくときにいちばん大切な考え方にな
 
至誠=この上なく誠実なこと。また,その心。まごころ。 「愛国は人性の至誠なり/基督信徒の慰 鑑三」 (『大辞林』)  戦時中、校訓によく利用された。
 
「至誠」とは、"まごころ"のこと。役立つことを進んでやろうとする思いやりのある心は、尊徳の教えのすべての土台になっている。

「勤労」とは、熱心に働くこと。能力を発揮して結果を良よしようとすることで、人は成長していく。

「分度」とは、自分に相応しい生活を送ること。現在の収入に応じた支出の範囲内で生活することが大切。

「推譲」とは、働いて得た余分を家族のために貯えたり(自譲)、社会のために譲ること(他譲)。