万葉の躑躅歌

 
    
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水伝ふ礒の浦廻の岩つつじ茂く咲く道をまたも見むかも (巻2-185)
 
白雲の龍田の山の霜露に色づく時に.......(長歌)      (巻6-971)

山越えて遠津の浜の岩躑躅我が来るまでにふふみてあり待て(1188)
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風早の美穂の浦廻の白つつじ見れども寂しなき人思へば (巻3-434)

栲領巾の鷺坂山の白つつじ我れににほはに妹に示さむ (巻9-1964)

女郎花佐紀野に生ふる白躑躅知らぬこともち言はえし我が背(1905)