二十歳過ぎ息子死なせしその母は毎日ここに供華を欠かさぬ 事故で死にし子のこと語らず ただ供華を欠かさぬように奥津城に来る

七月下旬 三豊干拓地を詠む 散策は干拓地にして出でゆけば ただちに見えし二重虹かな 威勢よく水流れ出で干拓地稲すくすくと育つ風吹く その花もその虫の名も知らねども見惚れてゐたり干拓の野に 早稲の穂は早くも白き花を盛り 台風の気配する白雲速し 二重…

南山をふと眺むれば虹架かり独り占めして今日詩福也

三本松一般墓地西方の戦没者墓碑10柱 藤村義憲 義吉二男 昭和21年1月16日 外蒙スフェバートル 27歳 藤村春太郎 義吉四男 昭和18年6月15日 海南島石碌 19歳 玉野美則 寅吉長男 昭和20年5月24日 沖縄本島前原 24歳 合田 武 …… 昭和19年6月20日 ボルネオ島 20歳…

７月２６日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）咲き満ちて槿一日花ならず 雅舟 ７月２６日 【花】 ムクゲ（アオイ科） 【花言葉】 デリケートな美 柔和 【短歌】 おのずから今日をえらびて咲きにけりいちにち花よ白いムクゲよ 鳥…