2012-03-31から1日間の記事一覧

惟神(かんながら)の万葉歌

折口信夫『古代人の志向と基礎』より 惟神の道 主上の行為を、神ながらといふ。神として・神のゆゑ・神のせいと言ふ意味で、神のまゝ、と言ふ事ではない。ながらは、のからで、神のせいで、さういふ事をする、といふのである。惟神の文字の初めて見えたのは…