2016-12-08 江戸末期の大野原・豊浜の俳人 郷土文学 #香川県 平田風石・雪峰・正温 大野原 白雲の下に雲おくしぐれかな 次に咲く花組もなし冬の梅 船の灯の移れば動く柳かな 葉隠れに開く音あり蓮の花 庄司霞柳・駒之助・吉五郎 大野原 年々に山掘りたすや菊畑 残る夜にをしみもかけが初からす 夜咄しの別れし月なり落椿 藤村今是・音九郎・直弘 豊浜 夜あらしや枝移りしてほととぎす 朝顔や年々咲いて幾世なる 夜の菊各しろき匂ひかな月 月ひとつかついて夜ただ鉢たたき