2015-02-08 旧萩藩校【明倫館】 古典文学 #その他人文科学 萩藩校明倫館は、享保3年(1718)に5代藩主吉元が毛利家家臣の師弟教育のために 萩城三の丸(堀内)に建てた藩校である。それから約130年後、嘉永2年(1849)に城下の 中心地(現在地)へと移転、規模を拡大した。 1855年、ペリーの船に乗り込んで密航を企てた吉田松陰は、野山獄に幽囚され、牢屋の中で囚人たちに『孟子』を講義した。この時の講義録『講孟箚記』(こうもうさつき)は、今なお大人気の名著。