本日の源氏物語講座は「夕霧」

  夕霧
 『源氏物語』第39帖。巻名は、夕霧が落葉宮に詠んだ「山里のあはれをそふる夕霧に立ち出でん空もなき心地して」による。
源氏物語』に登場する架空の人物。夕霧大将とも。源氏の長子。母は葵上。夕霧の名は、彼が中心人物になる巻の名に因んで後世の人が付けたもの。
 
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  センター試験に「夕霧」の一節 
 夕霧大将(光源氏の子)とその妻・雲居雁(=三条殿)の物語。
 (父親と違って)浮気性ではなかった夕霧君が「落葉宮」に恋してしまう。
 雲居雁は怒って子どもたちのうち数人を連れて実家に帰る。
 当然、夕霧は子どもたちを取りもどしたい。
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